慷慨から煩悶へ 木村洋 名古屋大学出版会ブンガクネツ ノ ジダイ キムラ,ヒロシ 発行年月：2015年11月 ページ数：301， サイズ：単行本 ISBN：9784815808211 木村洋（キムラヒロシ） 1981年兵庫県に生まれる。2004年神戸大学文学部卒業。2010年神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員などを経て、熊本県立大学文学部准教授、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　政治と文学の紐帯（徳富蘇峰の文学振興／経世と詩人論ー徳富蘇峰の批評活動／明治中期、排斥される馬琴ー松原岩五郎の事例／平民主義の興隆と文学ー国木田独歩『武蔵野』論／民友社史論と国木田独歩ー「人民の歴史」の脈絡／人生を思索する精神ー一八九〇年代の内村鑑三）／第2部　文学の卓越化（告白体の高山樗牛／藤村操、文部省訓令、自然主義／明治後期文壇における告白ー梁川熱から自然主義へ／自然主義と教育界ー正宗白鳥「何処へ」を中心に／政治の失墜、文学の隆盛ー一九〇八年前後／自然派ぶりの漱石） 政治の季節が終わり、蘇峰が新たな理想を求め、独歩が無名の人民の経験を「記憶せよ」と呼びかけるうちに、文学は切実な営みとして「発見」された。内面の告白や青年の煩悶をひとたび正面から受け止め、経世の世にあって人生を問いかけていった知識人の挑戦を、端正に描き出す力作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

著者木村洋(著)出版社名古屋大学出版会発売日2022年12月ISBN9784815811082ページ数340，8Pキーワードへんかくするぶんたいもうひとつのめいじ ヘンカクスルブンタイモウヒトツノメイジ きむら ひろし キムラ ヒロシ9784815811082内容紹介新たな文体は新たな社会をつくる小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次徳富蘇峰という始点/第1部 精神的開国（徳富蘇峰の出発/徳富蘇峰の思想と文体 ほか）/第2部 文学者の顔と政治家の顔（ポヱチカルな俗語/社会の罪を暴く ほか）/第3部 成長する不健全（深刻の季節/群生する人生観 ほか）/終章 文の明治史

基本情報ジャンル文芸フォーマット本出版社名古屋大学出版会発売日2015年10月ISBN9784815808211発売国日本サイズ・ページ301，9p　21cm（A5）関連キーワード キムラ ヒロシ 9784815808211 【FS_708-2】出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について

もう一つの明治文学史 木村 洋 名古屋大学出版会ヘンカクスルブンタイ キムラ ヒロシ 発行年月：2022年12月26日 予約締切日：2022年10月28日 ページ数：358p サイズ：単行本 ISBN：9784815811082 木村洋（キムラヒロシ） 1981年兵庫県に生まれる。2010年神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。熊本県立大学文学部准教授などを経て、上智大学文学部准教授、博士（文学）。主著、『文学熱の時代ー慷慨から煩悶へ』（名古屋大学出版会、2015年、サントリー学芸賞）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 徳富蘇峰という始点／第1部　精神的開国（徳富蘇峰の出発／徳富蘇峰の思想と文体　ほか）／第2部　文学者の顔と政治家の顔（ポヱチカルな俗語／社会の罪を暴く　ほか）／第3部　成長する不健全（深刻の季節／群生する人生観　ほか）／終章　文の明治史 小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

著者木村洋(著)出版社名古屋大学出版会発売日2015年11月ISBN9784815808211ページ数301，9Pキーワードぶんがくねつのじだいこうがいからはんもん ブンガクネツノジダイコウガイカラハンモン きむら ひろし キムラ ヒロシ9784815808211内容紹介政治の季節が終わり、蘇峰が新たな理想を求め、独歩が無名の人民の経験を「記憶せよ」と呼びかけるうちに、文学は切実な営みとして「発見」された。内面の告白や青年の煩悶をひとたび正面から受け止め、経世の世にあって人生を問いかけていった知識人の挑戦を、端正に描き出す力作。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 政治と文学の紐帯（徳富蘇峰の文学振興/経世と詩人論—徳富蘇峰の批評活動/明治中期、排斥される馬琴—松原岩五郎の事例/平民主義の興隆と文学—国木田独歩『武蔵野』論/民友社史論と国木田独歩—「人民の歴史」の脈絡/人生を思索する精神—一八九〇年代の内村鑑三）/第2部 文学の卓越化（告白体の高山樗牛/藤村操、文部省訓令、自然主義/明治後期文壇における告白—梁川熱から自然主義へ/自然主義と教育界—正宗白鳥「何処へ」を中心に/政治の失墜、文学の隆盛—一九〇八年前後/自然派ぶりの漱石）

■ISBN:9784815811082★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトル【新品】変革する文体　もう一つの明治文学史　木村洋/著ふりがなへんかくするぶんたいもうひとつのめいじぶんがくし発売日202212出版社名古屋大学出版会ISBN9784815811082大きさ340，8P　22cm著者名木村洋/著

ご注文前に必ずご確認ください小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。徳富蘇峰という始点第1部 精神的開国(徳富蘇峰の出発徳富蘇峰の思想と文体 ほか)第2部 文学者の顔と政治家の顔(ポヱチカルな俗語社会の罪を暴く ほか)第3部 成長する不健全(深刻の季節群生する人生観 ほか)終章 文の明治史商品番号：NEOBK-2815315Kimura Hiroshi / Cho / Henkaku Suru Buntai Mo Hitotsu No Meiji Bungaku Shiメディア：本/雑誌重量：450g発売日：2022/12JAN：9784815811082変革する文体 もう一つの明治文学史[本/雑誌] / 木村洋/著2022/12発売

出荷目安の詳細はこちら内容詳細小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。目次 : 徳富蘇峰という始点/ 第1部　精神的開国（徳富蘇峰の出発/ 徳富蘇峰の思想と文体　ほか）/ 第2部　文学者の顔と政治家の顔（ポヱチカルな俗語/ 社会の罪を暴く　ほか）/ 第3部　成長する不健全（深刻の季節/ 群生する人生観　ほか）/ 終章　文の明治史

木村洋(著者)販売会社/発売会社：名古屋大学出版会発売年月日：2022/12/24JAN：9784815811082

山崎博司(著者),木村洋(絵)販売会社/発売会社：ポプラ社発売年月日：2021/11/01JAN：9784591171608