日本と国連の50年 オーラルヒストリー [ 明石康 ]
オーラルヒストリー 明石康 ミネルヴァ書房ニホン ト コクレン ノ ゴジュウネン アカシ,ヤスシ 発行年月:2008年03月 ページ数:358p サイズ:単行本 ISBN:9784623049165 明石康(アカシヤスシ) 1931年秋田県に生まれる。1954年東京大学教養学科アメリカ分科卒業。フルブライト留学生としてバージニア大学大学院修了後、フレッチャー・スクール。1957年日本人初の国連事務局職員となる。その後、国連日本政府代表部参事官、国連日本政府代表部公使、大使。広報・軍縮担当国連事務次長を経、92年以降はUNTACや旧ユーゴUNPROFORを指揮した。96年、国連人道問題担当事務次長。97年末、退官。現在、スリランカ平和構築担当政府代表 高須幸雄(タカスユキオ) 1946年茨城県に生まれる。1969年東京大学法学部中退、外務省入省。1972年オクスフォード大学卒業。1981年〜88年国連日本政府代表部に勤務。92年、在インドネシア大使館公使。93年、国連事務局事務次長補、同財務官。97年、国連大使。その後、外務省国際社会協力部長、ウィーン国際機関代表部大使、人間の安全保障・科学技術協力・国連改革担当大使を経、2006年8月、米国公使。現在、国連日本政府代表部特命全権大使 野村彰男(ノムラアキオ) 1943年静岡県に生まれる。1967年国際基督教大学教養学部卒業。1967年朝日新聞社に入社。70年からは、政治記者として与野党、首相官邸、外務省等を担当。79年、ワシントン特派員。帰国後も外報部次長や論説委員を歴任。91年、アメリカ総局長。94年、論説副主幹。98年、朝日新聞総合研究センター所長。2003年国連広報センター(UNIC)所長に就任。現在、早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授 大芝亮(オオシバリョウ) 1954年兵庫県に生まれる。1976年一橋大学法学部卒業。83年、同大学院法学研究科博士課程退学。89年、エール大学Ph.D.(政治学)。1985年上智大学法学部助教授。87年、一橋大学法学部助教授。94年、同大学院法学研究科教授。2004年〜06年、日本国際政治学会理事長。現在、一橋大学国際・公共政策大学院院長 秋山信将(アキヤマノブマサ) 1967年静岡県に生まれる。1990年一橋大学法学部卒業。94年、コーネル大学行政学修士課程修了。1998年広島市立大学広島平和研究所助手、2001年、同講師。04年、日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター研究員。05年、同主任研究員。麗澤大学、九州大学などで非常勤講師を務め、現在、一橋大学国際・公共政策大学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 国連におけるリーダーシップ(新世代PKOの幕開け/人間の安全保障と難民支援/岐路に立つ核不拡散体制/ユネスコの新たな挑戦/国連活性化と行財政改革)/第2部 日本の国連外交(第二の拠出国となった日本/終焉に向う冷戦と国連/新時代を迎えた国連/難航する安保理改革/ミレニアムサミット前後の国連外交/対イラク武力行使に揺れる国連/常任理事国入りへの挑戦) 国連が直面した戦争、安全保障、テロ、平和交渉などさまざまな国際問題。その真っ只中にいた国連諸機関の日本人リーダーおよび国連大使たちはいかに考え、どう行動したのか。その生の声をオーラルヒストリーで明らかにする。 本 人文・思想・社会 政治
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