Four Elements Vol.3: Wind 小菅 優(ピアノ)
曲目・内容1.ダカン(1694-1772): クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲より「かっこう」2.ダカン: クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲より「荒れ狂う嵐」3.フランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン組曲 第3巻 第17組曲より「小さな風車」4.ラモー(1683-1764): クラヴサン組曲と運指法 第1番(第2組曲)より「鳥のさえずり」5.西村 朗(1953-): 迦陵頻伽 カラヴィンカ(2006)6-8.ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調「テンペスト」 Op. 31-29.ドビュッシー(1862-1918): 前奏曲集 第1巻 第2曲「帆」10.ドビュッシー: 前奏曲集 第1巻 第3曲「野を渡る風」11.ドビュッシー: 前奏曲集 第1巻 第7曲「西風の見たもの」12-15.ヤナーチェク(1854-1928): 霧の中で1. Andante2. Molto adagio3. Andantino4. Presto小菅 優:Four Elementsシリーズ第1集 … Water(ORC100092/国内仕様盤 NYCX-10037)第2集 … Fire(ORC100108/国内仕様盤 NYCX-10114)アーティスト(演奏・出演)小菅 優(ピアノ)レコーディング2020年9月22-24日b-sharpスタジオ、ベルリン、ドイツ商品番号:ORC100159小菅 優(ピアノ)Four Elements Vol.3 : Wind [小菅 優(ピアノ)] Piano Recital: Kosuge, Yu - BEETHOVEN, L. van / COUPERIN, F. / DAQUIN, L.-C. / DEBUSSY, C. / JANÁČEK, L. / NISHIMURA, Akira (4 Elements, Vol. 3: Wind)CD 発売日:2021年03月05日 NMLアルバム番号:ORC100159 Orchid Classicsピアニスト、小菅優が2017年から取り組んで来たコンサート・シリーズ「Four Elements」(四元素/水・火・風・大地)。第3作のテーマは「風」。旧約聖書の創世紀では、最初の人間アダムの誕生についてこう書かれています:「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」人間の生命について、聖書に限らず伝説や神話の中でも、魂や霊のような目に見えないものの存在がよく出てきます。(中略)息、風、大気、魂、命・・・今回の公演では、目に見えないものに焦点をあて、さわやかな風の描写をはじめ、ミステリアスで内面的な作品を中心に人間の心の奥深くまで探っていきたいと思います。 (小菅優、2019年のコンサート・プログラムより) 彼女が幼いころから好きだったというラモー、クープラン、ダカンと言ったフランス・バロックの小品で始まり、毎回必ず含まれる日本人作曲家の作品、西村朗の『カラヴィンカ(迦陵頻伽 かりょうびんが=極楽に住むとされる人間の顔、鳥の体を持つ特別な鳥で、美しい声によって仏陀の言葉を歌い、人々の魂を救済するとされています)が続きます。そして、彼女の代名詞とも言えるベートーヴェン作品からの『テンペスト(嵐)』、ドビュッシーの前奏曲から風にまつわる3曲が続き、「この曲でプログラムを終えたい」と願ったヤナーチェクの『霧の中で』で幕を閉じるという構成。どの曲も神秘的な雰囲気を携えながら、聴き手の想像力を強く刺激します。近年ますます実力を深める彼女の多彩な表現力を存分に味わえる1枚です。作曲家検索リンク(このタイトルに収録されている作曲家)クープランダカンドビュッシー西村朗ベートーヴェンヤナーチェクラモー関連商品リンク国内仕様盤(日本語解説付き)NYCX-10201Vol.1:WaterORC100092Vol.2:FireORC100108Vol.4 : EarthORC100187
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