作品じたいは古くからあった。しかし、「日本美術史」という歴史体系は、「ことば」によって近代日本につくられたのであるーー。本書はまず、明治期に「絵画」などの美術用語が作られていく過程、また「日本画」「西洋画」「歴史画」「裸体画」「風景画」といったジャンルが規定されていく過程を綿密に追う。その背後にあるのは、近代日本で芽生えた国家思想、つまりナショナリスティックな「日本」意識と、欧化・国際化との相克だ。作品・作家を生み出し支えた政治的・社会的機構をとおして、新たに近代美術の深部を抉りだす。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

著者佐藤道信(著)出版社筑摩書房発売日2021年10月ISBN9784480510778ページ数292Pキーワードにほんびじゆつたんじようきんだいにほんのことば ニホンビジユツタンジヨウキンダイニホンノコトバ さとう どうしん サトウ ドウシン9784480510778内容紹介「日本美術」は明治期、「絵画」他多くの用語とともに産みだされた概念だ。近代国家として出発した時代の思想と機構に切込む先鋭的書。解説 北澤憲昭===作品じたいは古くからあった。しかし、「日本美術史」という歴史体系は、「ことば」によって近代日本につくられたのである——。本書はまず、明治期に「絵画」などの美術用語が作られていく過程、また「日本画」「西洋画」「歴史画」「裸体画」「風景画」といったジャンルが規定されていく過程を綿密に追う。その背後にあるのは、近代日本で芽生えた国家思想、つまりナショナリスティックな「日本」意識と、欧化・国際化との相克だ。作品・作家を生み出し支えた政治的・社会的機構をとおして、新たに近代美術の深部を抉りだす。 解説 北澤憲昭===美術を動かす国家意識と制度——「ことば」が美術史を規定した===【目次】序章 美術の言語と言説第一章 「近代日本美術」とはなにか——時間と地理の枠組1「日本」を考える2「美術」「日本美術」「日本美術史」3「近代」の範囲と意味第二章 美術の文法1造語の方法論2「美術」はどう造語されたか3「絵画」の成立4「彫刻」か「彫塑」か5「工芸」という包括第三章 ジャンルの形成——「日本」をめぐる論争1森?外反駁2対概念としての「日本画」「西洋画」3「歴史画」4人間と自然 5「近代美術」と「現代美術」第四章 美術の環境——階層・行政・団体・コレクション1美術と階層2美術行政3 美術団体の誕生4 コレクションの社会学終章 「日本美術史」の創出註参考文献あとがき文庫版著者あとがき文庫版解説「ことば」と「機構」——自己探求としての日本近代美術史論 北澤憲昭※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 美術の言語と言説/第1章 「近代日本美術」とはなにか—時間と地理の枠組/第2章 美術の文法/第3章 ジャンルの形成—「日本」をめぐる論争/第4章 美術の環境—階層・行政・団体・コレクション/終章 「日本美術史」の創出

■ISBN：9784642037785★日時指定をお受けできない商品になります商品情報商品名美術のアイデンティティー　誰のために、何のために　佐藤道信/著フリガナビジユツ　ノ　アイデンテイテイ−　ダレ　ノ　タメ　ニ　ナンノ　タメ　ニ　シリ−ズ　キンダイ　ビジユツ　ノ　ユクエ著者名佐藤道信/著出版年月200703出版社吉川弘文館大きさ221，2P　22cm

著者佐藤道信(著)出版社吉川弘文館発売日1999年04月ISBN9784642036856ページ数334，9Pキーワードめいじこつかときんだいびじゆつびの メイジコツカトキンダイビジユツビノ さとう どうしん サトウ ドウシン9784642036856

著者佐藤道信(著)出版社筑摩書房発売日2021年10月ISBN9784480510778ページ数292Pキーワードにほんびじゆつたんじようきんだいにほんのことば ニホンビジユツタンジヨウキンダイニホンノコトバ さとう どうしん サトウ ドウシン9784480510778内容紹介「日本美術」は明治期、「絵画」他多くの用語とともに産みだされた概念だ。近代国家として出発した時代の思想と機構に切込む先鋭的書。解説 北澤憲昭===作品じたいは古くからあった。しかし、「日本美術史」という歴史体系は、「ことば」によって近代日本につくられたのである——。本書はまず、明治期に「絵画」などの美術用語が作られていく過程、また「日本画」「西洋画」「歴史画」「裸体画」「風景画」といったジャンルが規定されていく過程を綿密に追う。その背後にあるのは、近代日本で芽生えた国家思想、つまりナショナリスティックな「日本」意識と、欧化・国際化との相克だ。作品・作家を生み出し支えた政治的・社会的機構をとおして、新たに近代美術の深部を抉りだす。 解説 北澤憲昭===美術を動かす国家意識と制度——「ことば」が美術史を規定した===【目次】序章 美術の言語と言説第一章 「近代日本美術」とはなにか——時間と地理の枠組1「日本」を考える2「美術」「日本美術」「日本美術史」3「近代」の範囲と意味第二章 美術の文法1造語の方法論2「美術」はどう造語されたか3「絵画」の成立4「彫刻」か「彫塑」か5「工芸」という包括第三章 ジャンルの形成——「日本」をめぐる論争1森?外反駁2対概念としての「日本画」「西洋画」3「歴史画」4人間と自然 5「近代美術」と「現代美術」第四章 美術の環境——階層・行政・団体・コレクション1美術と階層2美術行政3 美術団体の誕生4 コレクションの社会学終章 「日本美術史」の創出註参考文献あとがき文庫版著者あとがき文庫版解説「ことば」と「機構」——自己探求としての日本近代美術史論 北澤憲昭※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 美術の言語と言説/第1章 「近代日本美術」とはなにか—時間と地理の枠組/第2章 美術の文法/第3章 ジャンルの形成—「日本」をめぐる論争/第4章 美術の環境—階層・行政・団体・コレクション/終章 「日本美術史」の創出

美の政治学 佐藤道信 吉川弘文館歴史春秋出版 メイジ コッカ ト キンダイ ビジュツ サトウ,ドウシン 発行年月：1999年04月 ページ数：334， サイズ：単行本 ISBN：9784642036856 序章　美術史学の現在／明治美術と美術行政／「美術」と階層ー近世の階層制と「美術」の形成／美術と経済ー殖産興業とジャポニスム／美術史学の成立と展開／「画」と漢字／雅号と理想の世界観／「写実」「写真」「写生」／「歴史」と「人間」／狩野派の終焉／狩野芳崖の歴史評価の形成／河鍋暁斎の歴史評価の形成 「日本美術」は明治国家によって創られた。維新後、近代世界システムに積極的に参入していった明治日本は、西欧の国家と美術の関係を参照しながら、「日本国家としての美術」の構築を目指したのである。近代日本の美術行政・制度や美術と美術史をめぐる言説、さらに画家・美術団体などを論じ、近代に構築された美術の意味と認識の構造を問う。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他

誰のために、何のために シリーズ近代美術のゆくえ 佐藤道信 吉川弘文館歴史春秋出版 ビジュツ ノ アイデンティティー サトウ,ドウシン 発行年月：2007年03月 ページ数：221， サイズ：単行本 ISBN：9784642037785 佐藤道信（サトウドウシン） 1956年秋田県生まれ。1981年東北大学大学院文学研究科修士課程を修了し、板橋区立美術館に勤務。1982年東京国立文化財研究所美術部に勤務（85〜86年、文部省在外研究員として在米近代日本美術を調査）。1994年東京芸術大学に勤務（2000年、ハイデルベルク大学で日本美術史講義）。同大学助教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） プロローグ　「現在」という歴史／1　国家・民族・宗教（歴史と文化の枠組／「美術史」の展示　ほか）／2　歴史の上の「近現代」（歴史上の要件ー「美術史」／日本の外国文化理解ー孤立した「日本文明」　ほか）／3　「現代」の上の「現在」（指向ベクトルの転換ー大正・昭和戦前期／時代論理の転換ー戦後「現代」　ほか）／4　人間のアイデンティティー（産業と人間／科学と人間　ほか） 美術は誰のため、何のためにつくられ、どこに向かうのか。東西の「美術史」展示の比較、戦後の日本美術の社会構造の検証などから、「美術」「美術史」そして「人間」存在の現在と、アイデンティティーを捉え直す注目の書。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他

近代日本の「ことば」と戦略 ちくま学芸文庫　サー49ー1 佐藤 道信 筑摩書房ニホンビジュツタンジョウ サトウ ドウシン 発行年月：2021年10月11日 予約締切日：2021年10月10日 ページ数：304p サイズ：文庫 ISBN：9784480510778 佐藤道信（サトウドウシン） 1956年秋田県生まれ。東北大学大学院修士課程修了。専攻、日本美術史。板橋区立美術館学芸員、東京国立文化財研究所研究員を経て、東京藝術大学美術学部教授。著書『明治国家と近代美術』（吉川弘文館、サントリー学芸賞受賞）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　美術の言語と言説／第1章　「近代日本美術」とはなにかー時間と地理の枠組／第2章　美術の文法／第3章　ジャンルの形成ー「日本」をめぐる論争／第4章　美術の環境ー階層・行政・団体・コレクション／終章　「日本美術史」の創出 作品じたいは古くからあった。しかし、「日本美術史」という歴史体系は、「ことば」によって近代日本につくられたのであるー。本書はまず、明治期に「絵画」などの美術用語が作られていく過程、また「日本画」「西洋画」「歴史画」「裸体画」「風景画」といったジャンルが規定されていく過程を綿密に追う。その背後にあるのは、近代日本で芽生えた国家思想、つまりナショナリスティックな「日本」意識と、欧化・国際化との相克だ。作品・作家を生み出し支えた政治的・社会的機構をとおして、新たに近代美術の深部を抉りだす。 本 文庫 人文・思想・社会

ご注文前に必ずご確認ください作品じたいは古くからあった。しかし、「日本美術史」という歴史体系は、「ことば」によって近代日本につくられたのである—。本書はまず、明治期に「絵画」などの美術用語が作られていく過程、また「日本画」「西洋画」「歴史画」「裸体画」「風景画」といったジャンルが規定されていく過程を綿密に追う。その背後にあるのは、近代日本で芽生えた国家思想、つまりナショナリスティックな「日本」意識と、欧化・国際化との相克だ。作品・作家を生み出し支えた政治的・社会的機構をとおして、新たに近代美術の深部を抉りだす。序章 美術の言語と言説第1章 「近代日本美術」とはなにか—時間と地理の枠組第2章 美術の文法第3章 ジャンルの形成—「日本」をめぐる論争第4章 美術の環境—階層・行政・団体・コレクション終章 「日本美術史」の創出商品番号：NEOBK-2666795Sato Michinobu / Cho / Tanjo Kindai Nippon No ”Kotoba” to Senryaku (Chiku Ma Gakugei Bunko)メディア：本/雑誌重量：200g発売日：2021/10JAN：9784480510778〈日本美術〉誕生 近代日本の「ことば」と戦略[本/雑誌] (ちくま学芸文庫) / 佐藤道信/著2021/10発売

出荷目安の詳細はこちら内容詳細作品じたいは古くからあった。しかし、「日本美術史」という歴史体系は、「ことば」によって近代日本につくられたのである—。本書はまず、明治期に「絵画」などの美術用語が作られていく過程、また「日本画」「西洋画」「歴史画」「裸体画」「風景画」といったジャンルが規定されていく過程を綿密に追う。その背後にあるのは、近代日本で芽生えた国家思想、つまりナショナリスティックな「日本」意識と、欧化・国際化との相克だ。作品・作家を生み出し支えた政治的・社会的機構をとおして、新たに近代美術の深部を抉りだす。目次 : 序章　美術の言語と言説/ 第1章　「近代日本美術」とはなにか—時間と地理の枠組/ 第2章　美術の文法/ 第3章　ジャンルの形成—「日本」をめぐる論争/ 第4章　美術の環境—階層・行政・団体・コレクション/ 終章　「日本美術史」の創出