思想と運動が出遭うところ 新城 郁夫 岩波書店オキナワニツラナル シンジョウ イクオ 発行年月：2018年10月20日 予約締切日：2018年10月19日 ページ数：280p サイズ：単行本 ISBN：9784000612975 新城郁夫（シンジョウイクオ） 1967年、沖縄宮古島生まれ。琉球大学法文学部教授。専攻は近現代沖縄文学・日本文学、ポストコロニアル研究、ジェンダー研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序　生きられる沖縄へ／1　編みこまれる歴史（日本占領再編ツールとしての沖縄返還／帝国継承の彼方の沖縄へー武藤一羊『戦後レジームと憲法平和主義』をめぐって／沖縄が召還する難民の世界史ーアンゲロプロス『エレニの旅』）／2　身体からひらかれる共同性（歴史を捲りかえすー阿波根昌鴻『写真記録　人間の住んでいる島』を読む／消化しえないものの体内化をめぐってー晩年の岡本恵徳を読む／水の記憶の断想　ほか）／3　伝播する運動（「掟の門前」に座り込む人々ー非暴力抵抗における「沖縄」という回路／倫理としての辺野古反基地運動／運動体としての沖縄　2012ー2018） 日米安保体制の発動する暴力が沖縄を生きる人々を狙い撃ちにする異常な日常が進行している。しかし同時に、この過酷な状況に抗う生の共同性を発見していく試みが沖縄において止むことは、昔も今もそして未来においてもない。人々が集い、語りあい、座り込み、記録し、呼びかけることわ通じて日々新たに生きられる“運動体としての沖縄”の可能性を問う。 本 人文・思想・社会 社会科学

ご注文前に必ずご確認ください国家は、国民は、軍事同盟は、沖縄という問いの前に再審されなければならない。「沖縄問題」の自明性を覆し、聞くという営みから新たな共同性を切り開く、根源的沖縄論。第1章 受信される沖縄-ソクーロフ『太陽』第2章 沖縄の政治的主体化と対抗暴力-『沖縄イニシアティブ』と『希望』第3章 植民地の男性セクシュアリティ-豊川善一『サーチライト』第4章 米軍沖縄統治とクィア・ポリティクス-『八月十五夜の茶屋』第5章 大東亜という倒錯-大城立裕『朝、上海に立ちつくす』第6章 母を身篭もる息子-目取真俊『魂込め』第7章 沖縄を聞く-大江健三郎『沖縄ノート』商品番号：NEOBK-900469Shinjo Ikuo / Okinawa Wo Kikuメディア：本/雑誌重量：340g発売日：2010/12JAN：9784622075707沖縄を聞く[本/雑誌] (単行本・ムック) / 新城郁夫/〔著〕2010/12発売

◆◆◆おおむね良好な状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】 商品状態 著者名 新城郁夫、鹿野政直 出版社名 岩波書店 発売日 2017年6月21日 ISBN 9784000292047

◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】 商品状態 著者名 新城郁夫 出版社名 インパクト出版会 発売日 2003年10月 ISBN 9784755401350

◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】 商品状態 著者名 新城郁夫 出版社名 インパクト出版会 発売日 2007年11月 ISBN 9784755401817

◆◆◆カバーに汚れがあります。中古ですので多少の使用感がありますが、品質には十分に注意して販売しております。迅速・丁寧な発送を心がけております。【毎日発送】 商品状態 著者名 新城郁夫 出版社名 岩波書店 発売日 2014年10月 ISBN 9784000610025

ご注文前に必ずご確認ください商品番号：NEOBK-1711573Takano Takashi Dai / Cho Shinjo Ikuo / Cho / Manazashi Ni Fureruメディア：本/雑誌重量：690g発売日：2014/09JAN：9784801000476まなざしに触れる[本/雑誌] / 鷹野隆大/著 新城郁夫/著2014/09発売

沖縄表象批判論 新城郁夫 インパクト出版会トウライスル オキナワ シンジョウ,イクオ 発行年月：2007年11月 ページ数：246p サイズ：単行本 ISBN：9784755401817 新城郁夫（シンジョウイクオ） 1967年沖縄生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、琉球大学法文学部准教授。日本近現代文学、沖縄近現代文学専攻。著書に『沖縄文学という企てー葛藤する言語・身体・記憶』インパクト出版会、2003年（第25回沖縄タイムス出版文化賞正賞受賞）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 不可能としての「自画像」／第1部　反復帰・反国家論の現在（「にっぽんを逆さに吊す」ー来るべき沖縄文学のために／沖縄・歌の反国家ー新城貞夫の短歌と反復帰反国家論　ほか）／第2部　日本語を裏切る（呼ばれたのか呼んだのかーデリダ『他者の単一言語使用』の縁をめぐって／「愛セヌモノ」へー拾い集められるべき新城貞夫の歌のために　ほか）／第3部　元「従軍慰安婦」問題と戦後沖縄文学（奪われた声の行方ー「従軍慰安婦」から七〇年代沖縄文学を読み返す／文学のレイプー戦後沖縄文学における「従軍慰安婦」表象）／第4部　抵抗の現在（「日本復帰」への違和ー境界を積極的に生きる勇気／炎上する沖縄で考えるー米軍ヘリ墜落　ほか） 追いつめられた発話の淵で、「自己」を語ることは、そして沖縄を語ることは、いかにして可能か。日常の四囲に張り巡らされた「沖縄の自画像」の呪縛のなかで模索された最も新しい沖縄文学・思想論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

ご注文前に必ずご確認ください辺野古や高江で起こっていることをふまえ、私たちはどう考え、どう行動していけるのだろうか?容易に解決できない虎しい現実と対峙する中で育まれつつある思想があり、その根底には「沖縄戦」の経験が受け継がれている。沖縄からの問いかけにいかに応答しうるかをめぐって、世代も専門分野も生きる場所も異なる二人が率直に語り合うなかで、いのちの思想の息づく場としての「沖縄」が再発見されてゆく、スリリングな対話の記録。対談1 いくさ世といのち—二〇一五年五月八日(闘いの中に息づく「沖縄の思想」沖縄戦は今も続いている沖縄からの呼びかけ)対談2 当事者性—二〇一五年七月一五日(復帰(返還)を問いなおす当事者性をめぐって沖縄を生きる思想)対談3 未来へ—二〇一六年一二月五日(「現場」をつくりだす人びと語り始められた未来)商品番号：NEOBK-2109883Shinjo Ikuo / Cho Kano Masanao / Cho / Taidan Okinawa Wo Ikiru Toiu Koto (Iwanami Gendai Zensho)メディア：本/雑誌重量：340g発売日：2017/06JAN：9784000292047対談 沖縄を生きるということ[本/雑誌] (岩波現代全書) / 新城郁夫/著 鹿野政直/著2017/06発売

出荷目安の詳細はこちら商品説明政治と文学を架橋するテクスト（目取真俊『魂込め』、大江健三郎『沖縄ノート』ほか）の読解により国家暴力に抗する思想を切り拓く。〈新城郁夫〉1967年沖縄生まれ。琉球大学文学部准教授。専攻は日本近現代文学、沖縄近現代文学。著書に『沖縄文学という企て』（2003、第25回沖縄タイムス出版文化賞）『到来する沖縄』（2007）。沖縄を代表する気鋭の思想家として注目を集めている。