■ISBN:9784798502403★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトル【新品】【本】文化の枢軸　戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ　清水雅大/著フリガナブンカ　ノ　スウジク　センゼン　ニホン　ノ　ブンカ　ガイコウ　ト　ナチ　ドイツ発売日201809出版社九州大学出版会ISBN9784798502403大きさ210，43P　22cm著者名清水雅大/著内容情報目次等■内容情報等1936年の日独防共協定締結から1945年の敗戦に至るまで、日本とナチ・ドイツのあいだでは軍事協力や経済協力とともに、「文化協力」を深めていくことが目指されていた。この両国間の「文化協力」を象徴するものが、1938年11月25日、日独防共協定締結二周年にあわせて結ばれた日独文化協定（「文化的協力ニ関スル日本国独逸国間協定」）である。従来、この協定はあらゆる文化領域における両国の協力関係の構築を目指したものとして位置づけられてきた。しかし実は、この文化協定は、ナチズムの中核的なイデオロギーである人種主義をめぐる日独間の文化摩擦を引き起こすものでもあった。本書では、日独文化協定の成立過程および執行過程に着目して、日独交渉のなかで争点となった諸問題について考察を展開する。そして、文化面における友好・協力関係のみならず対立・摩擦の関係を描くとともに、そうした両面的な関係性をもたらした諸要因について分析し、ここから戦時日独関係における「文化協力」の内実を明らかにする。■目次凡 例序 章 問題の所在と先行研究 第1章 日本外務省の文化協定政策 一九三〇年代後半における 第1節 戦間期の文化協定 学事協定から「包括的文化協定」へ 第2節 文化事業部箕輪三郎の文化協定政策論 （1） 玉虫色の条約 「国際文化協定概説」における基本認識 （2）「無害ナル」文化協定の多角的な利用構想 第3節 日洪文化協定の締結交渉から見た初期の政策展開 第4節 宇垣外相期の文化協定政策 （1） 宇垣一成と東郷茂徳 （2） 諸外国との文化協定交渉 第2章 日独文化協定の成立 一九三八年までの状況 第1節 ドイツ東アジア政策の転換と三国同盟構成原理 政治的背景1 第2節 第一次三国同盟問題における日本外交 政治的背景2 第3節 日本における「ドイツ・ブーム」 社会的背景 （1） 伯林日本学会／東京日独文化協会の設立 （2）「現在のドイツ」への焦点化 ドイツ側の現地アクターの動向 （3） 日本における親独気運の高まり 第一回日独青少年団交歓事業と「大独逸展覧会」 第4節 一九三八年一一月における日本外務省の妥協的措置と日独文化協定の成立 （1） 日洪文化協定の締結延期要請 （2） 日独文化協定の成立とその政治外交的意味 第3章 外務省文化事業部の対独文化事業政策方針 一九三八?四〇年 日独文化協定の執行過程（1） 第1節 日独文化協定の実施へ （1） 日独文化連絡協議会の設置交渉 （2） 日独文化連絡協議会の全体的な活動状況 第2節 ヴァルター・ドーナートの活動と日本認識 第3節 東京協議会における文化的「猶太人問題」をめぐる論議 （1） 文化協定を通じたドイツ側のユダヤ人排斥要求 （2） 文化的「猶太人問題」への日本側の対応 （3）「ナチス」宣伝の回避と「ドイツ」文化の輸入 第4節 文化事業部の廃止と対外文化政策の転換 （1）「対支文化事業」における文化事業部の政策理念 （2） 情報局設置にともなう文化事業部の廃止 第4章 日独文化連絡協議会における学術交換をめぐる論議 一九三九?四二年 日独文化協定の執行過程（2） 第1節 東京協議会における日本側の待遇改善要求 第2節 ベルリン協議会における学術交換をめぐる論議 第3節 実現しなかった文化事業拡大計画 第4節 「相互主義」に基づくドイツ側の対応 第5章 「日独共同戦争」下の「精神的共同作戦」 一九四三?四四年 日独文化協定の執行過程（3） 第1節 日独の戦争敗退過程における「精神的共同作戦」の提唱 （1） 対米開戦後、「日独共同戦争」へ （2）「精神的共同作戦」 揺らぐ関係性の反映 第2節 戦争末期における日独関係の諸相と文化事業 （1） 戦局の悪化と日本在留ドイツ人 「同盟国人」と「外人」のあいだで （2）「共同戦争ノ完勝」と「戦後経営協力」へ向けて （3） ドイツでの新たな試み ヨアヒムスタール・ギムナジウムにおける日本語教育の導入 終 章 砂の上の同盟 あとがき 註 史料・参考文献 索 引

戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ 清水雅大 九州大学出版会ブンカ ノ スウジク シミズ,マサヒロ 発行年月：2018年09月 予約締切日：2018年08月08日 ページ数：253p サイズ：単行本 ISBN：9784798502403 清水雅大（シミズマサヒロ） 1983年福岡県生まれ。2014年横浜市立大学大学院国際総合科学研究科博士後期課程修了、博士（学術）。現在、日本学術振興会特別研究員（PD）、九州大学大学院法学研究院専門研究員。専門、国際関係史、日独関係史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　問題の所在と先行研究／第1章　日本外務省の文化協定政策ー一九三〇年代後半における／第2章　日独文化協定の成立ー一九三八年までの状況／第3章　外務省文化事業部の対独文化事業政策方針一九三八ー四〇年ー日独文化協定の執行過程（1）／第4章　日独文化連絡協議会における学術交換をめぐる論議一九三九ー四二年ー日独文化協定の執行過程（2）／第5章　「日独共同戦争」下の「精神的共同作戦」一九四三ー四四年ー日独文化協定の執行過程（3）／終章　砂の上の同盟 国際情勢がますます緊迫化していく1938年11月、日本とナチ・ドイツは文化協定を締結し、両国は文化・学術面においても連携を強めたように見えた。しかしこの協定は「ユダヤ人問題」に象徴されるナチ人種主義に起因する両国の文化摩擦を顕在化させるものでもあった。協定の成立をめぐる政治過程と、敗戦に至るまでの両国の「文化協力」の実態を描く。 本 人文・思想・社会 政治

ご注文前に必ずご確認ください商品番号：NEOBK-2723322Furederikku Teira / Cho Shimizu Miyabi Dai / Yaku / Ichi Kyu San Kyu Nen Dare Mo Nozomanakatta Senso / Original Title: 1939メディア：本/雑誌発売日：2022/03JAN：9784560098929一九三九年誰も望まなかった戦争 / 原タイトル:1939[本/雑誌] / フレデリック・テイラー/著 清水雅大/訳2022/03発売

■ISBN:9784861828829★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトル【新品】極東ナチス人物列伝　日本・中国・「満洲国」に蠢いた異端のドイツ人たち　田嶋信雄/編著　田野大輔/編著　大木毅/著　工藤章/著　熊野直樹/著　清水雅大/著ふりがなきよくとうなちすじんぶつれつでんにほんちゆうごくまんしゆうこくにうごめいたいたんのどいつじんたち発売日202112出版社作品社ISBN9784861828829大きさ328P　20cm著者名田嶋信雄/編著　田野大輔/編著　大木毅/著　工藤章/著　熊野直樹/著　清水雅大/著

著者清水雅大(著)出版社九州大学出版会発売日2018年09月ISBN9784798502403ページ数210，43Pキーワードぶんかのすうじくせんぜんにほんのぶんか ブンカノスウジクセンゼンニホンノブンカ しみず まさひろ シミズ マサヒロ9784798502403内容紹介国際情勢がますます緊迫化していく1938年11月、日本とナチ・ドイツは文化協定を締結し、両国は文化・学術面においても連携を強めたように見えた。しかしこの協定は「ユダヤ人問題」に象徴されるナチ人種主義に起因する両国の文化摩擦を顕在化させるものでもあった。協定の成立をめぐる政治過程と、敗戦に至るまでの両国の「文化協力」の実態を描く。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 問題の所在と先行研究/第1章 日本外務省の文化協定政策—一九三〇年代後半における/第2章 日独文化協定の成立—一九三八年までの状況/第3章 外務省文化事業部の対独文化事業政策方針一九三八‐四〇年—日独文化協定の執行過程（1）/第4章 日独文化連絡協議会における学術交換をめぐる論議一九三九‐四二年—日独文化協定の執行過程（2）/第5章 「日独共同戦争」下の「精神的共同作戦」一九四三‐四四年—日独文化協定の執行過程（3）/終章 砂の上の同盟

清水雅滋(著者)販売会社/発売会社：可成屋/木耳社発売年月日：2000/11/10JAN：9784839387181

著者フレデリック・テイラー(著) 清水雅大(訳)出版社白水社発売日2022年04月ISBN9784560098929キーワードせんきゆうひやくさんじゆうきゆうねんだれものぞまな センキユウヒヤクサンジユウキユウネンダレモノゾマナ ていら− ふれつど TAYLO テイラ− フレツド TAYLO9784560098929内容紹介「誰も望まなかった戦争」がなぜ起きたのか？ 1938年9月、ズデーテン危機が戦争に至ることなく「解決」され、戦争熱を全く欠いていた英独両国民は安堵していた。イギリスでは宥和政策がもてはやされ、ドイツでは「水晶の夜」事件が起きた。英国民は戦争に巻き込まれることを恐れながらも現実感を持てないでいた。しかし1939年に入ると国際的な小康状態は終わりを迎える。3月にドイツ軍がチェコに進駐するが、英政府や世論は他人事のように振る舞い、宥和政策を手放せなかった。戦争が間近に迫っていたにもかかわらず、英独両国民は「平和」な生活を営み、戦争は遠い出来事のように感じられた。8月に独ソ不可侵条約が締結され、世界中に衝撃を与えた。もはや英独両国民の意識がどうであれ、ヒトラーのポーランド侵攻は目前に迫っていた。ナチは独国民に対するアリバイづくりのために、また戦争に国民を誘導するために宣伝活動をしていた。こうして9月1日から3日にかけて、凄惨な暴力を伴う大戦への決定的な一歩が踏み出されることとなった……。 第二次世界大戦開戦前の1年間、英独の普通の人びとの日常生活と心情、その変化を英国の歴史家が活写する。新たな侵略戦争が進む現在、示唆に富む書。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 一九三八年九月「つまり、戦争はなくなった！」/第2章 一九三八年一〇月「ヒトラーよりも人気」/第3章 一九三八年一一月「まるで追い立てられる野ウサギのようだ」/第4章 一九三八年／三九年冬「徴兵って男たちが家からいなくなるってこと？」/第5章 一九三九年春「またしてもヒトラー、だが心配無用！」/第6章 一九三九年四月／五月「我々はみな総統を、深く、深く愛している！」/第7章 一九三九年六月／七月「晴れ、晴れ、晴れ。どこも青空と太陽に恵まれている」/第8章 一九三九年八月一日‐二二日「ダンツィヒのために死ぬ？」/第9章 一九三九年八月二三日‐三一日「祖母死す」/第10章 一九三九年九月一日‐三日「こうして狂気に満ちていく」

白水社 世界戦争（1939〜1945）／原因　ヨーロッパ／歴史／1914〜1945 528，53P　図版16P　20cm センキユウヒヤクサンジユウキユウネン　ダレモ　ノゾマナカツタ　センソウ　1939ネン／ダレモ／ノゾマナカツタ／センソウ テイラ−，フレツド　TAYLOR，FRED　シミズ，マサヒロ

ご注文前に必ずご確認ください国際情勢がますます緊迫化していく1938年11月、日本とナチ・ドイツは文化協定を締結し、両国は文化・学術面においても連携を強めたように見えた。しかしこの協定は「ユダヤ人問題」に象徴されるナチ人種主義に起因する両国の文化摩擦を顕在化させるものでもあった。協定の成立をめぐる政治過程と、敗戦に至るまでの両国の「文化協力」の実態を描く。序章 問題の所在と先行研究第1章 日本外務省の文化協定政策—一九三〇年代後半における第2章 日独文化協定の成立—一九三八年までの状況第3章 外務省文化事業部の対独文化事業政策方針一九三八‐四〇年—日独文化協定の執行過程(1)第4章 日独文化連絡協議会における学術交換をめぐる論議一九三九‐四二年—日独文化協定の執行過程(2)第5章 「日独共同戦争」下の「精神的共同作戦」一九四三‐四四年—日独文化協定の執行過程(3)終章 砂の上の同盟商品番号：NEOBK-2267047Shimizu Miyabi Dai / Cho / Bunka No Sujiku Senzen Nippon No Bunka Gaiko to Nazi Duits (Germany)メディア：本/雑誌重量：340g発売日：2018/08JAN：9784798502403文化の枢軸 戦前日本の文化外交とナチ・ドイツ[本/雑誌] / 清水雅大/著2018/08発売

日本経済評論社 ヨーロッパ／歴史／1945〜 244P　22cm レイセン　ト　フクシ　コツカ　ヨ−ロツパ　センキユウヒヤクヨンジユウゴ　ハチジユウキユウネン ケルブレ，ハルトム−ト　KAELBLE，HARTMUT　ナガミネ，ミチテル　タキカワ，タカトシ　アカマツ，ヤスフミ　シミズ，マサヒロ