からだの病気のこころのケア チーム医療に活かす心理職の専門性/鈴木伸一【3000円以上送料無料】
著者鈴木伸一(編著)出版社北大路書房発売日2016年03月ISBN9784762829314ページ数312Pキーワードからだのびようきのこころのけあ カラダノビヨウキノココロノケア すずき しんいち スズキ シンイチ9784762829314内容紹介患者の「こころ」の問題が,どのような病気やどのような治療によってもたらされるのか。また,チーム医療の一員として,身体医療との連携のなかで行われるメンタルケアとはどのようなものか。その実践について,がん,心臓疾患,糖尿病,腎疾患,脳損傷,慢性疼痛など,できるだけテーマを細分化し,網羅的に紹介する。◆本書の概要(「はじめに」より) 本書は今後の日本の医療における「こころのケア」の道しるべになることを期待して内容を吟味して編集を行った。具体的には,まず,患者の「こころ」の問題が,どのような病気やどのような治療によってもたらされるのかを,各領域で活躍する医師にご執筆いただき,「からだ」から「こころ」という視点を導入の柱とした。次に,「こころのケア」と一口に言っても,身体疾患患者へのケアは,精神医療で行われる心理療法やカウンセリング(一般的にイメージされる個別の心理相談など)などとは大きく異なるものである。したがって,チーム医療の一員として,あるいは身体医療との連携として行われる「こころのケア」とはどのようなものかという視点を第二の柱とした。そして,第三の柱として,上記の2つの柱を踏まえた実践としての「こころのケア」について,できるだけテーマを細分化して,かつ網羅的に紹介できるように構成した。いずれの章の著者も,各領域でのオピニオンリーダーと言って間違いない方たちであり,本書が今現在の日本における「からだの病気」の「こころのケア」のまさに最前線である。 本書が,医療機関における「こころのケア」の実践の手がかりとして活用されるとともに,医師や看護師,コメディカルスタッフの参考書となること,さらには,身体疾患患者のメンタルケアの専門家を目指す公認心理師の必須教科書として活用されることを期待したい。◆執筆者一覧鈴木 伸一早稲田大学人間科学学術院01,24●小川 朝生国立がん研究センター東病院精神腫瘍科02木村 穣関西医科大学健康科学センター03,20小澤 美和聖路加国際病院小児総合医療センター04,11西村 勝治東京女子医科大学神経精神科05筒井 順子東京女子医科大学病院神経精神科06上田 淳子国立がん研究センター東病院07佐伯 俊成市立三次中央病院緩和ケア内科08堂谷 知香子国立がん研究センター中央病院09古賀 晴美千葉県がんセンター精神腫瘍科10久野 美智子聖路加国際病院こども医療支援室11-02のみ五十嵐 友里埼玉医科大学総合医療センターメンタルクリニック12石田 真弓埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科13大西 秀樹埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科13尾形 明子広島大学大学院 教育学研究科14藤原 彩広島大学病院小児科15武井 優子宮崎大学医学部付属病院小児科…※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 患者の生活を取り巻く「からだ」と「こころ」の悩みを理解する(「からだの病気」の患者たちへの「こころのケア」が求められている/がん患者の「からだ」と「こころ」/生活習慣病患者の「からだ」と「こころ」 ほか)/第2部 チーム医療に必要な「こころのケア」の実践スキル(医療スタッフへのコンサルテーション/利用可能な社会的リソースの有効活用/患者を取り巻く「家族」という視点からの支援)/第3部 「からだの病気」を抱える患者への「こころのケア」の最前線(外来がん患者のケア/入院がん患者のケア/子育て世代のがん患者への支援 ほか)
3,300円