新潮文庫　たー8ー1　新潮文庫 田山花袋 新潮社フトンジュウエモンノサイゴ タヤマ カタイ 発行年月：1952年03月18日 予約締切日：1952年03月17日 ページ数：240p サイズ：文庫 ISBN：9784101079011 田山花袋（タヤマカタイ） 1871ー1930。栃木県邑楽郡館林町（現・群馬県）に生れる。6歳で父を失い、貧困の中で育つ。1891（明治24）年に尾崎紅葉を訪ね、江見水蔭を知り、彼の指導で小説を書き始める。1907年、女弟子との関係を露骨に告白した『蒲団』が文壇に異常な衝撃を与え、自らの地歩を確実にするとともに、自然主義文学の方向性を決定した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 蒲団／重右衛門の最後 蒲団に残るあのひとの匂いが恋しいー赤裸々な内面生活を大胆に告白して、自然主義文学のさきがけとなった記念碑的作品『蒲団』と、歪曲した人間性をもった藤田重右衛門を公然と殺害し、不起訴のうちに葬り去ってしまった信州の閉鎖性の強い村落を描いた『重右衛門の最後』とを収録。その新しい作風と旺盛な好奇心とナイーヴな感受性で若い明治日本の真率な精神の香気を伝える。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 文庫 小説・エッセイ

岩波文庫 田山花袋 岩波書店フトン イッペイソツ タヤマ,カタイ 発行年月：2002年10月 ページ数：156p サイズ：文庫 ISBN：9784003102114 蒲団／一兵卒 家庭があり知識も分別もある、世間に名を知られた中年の作家の女弟子への恋情ー花袋は、主人公の内面を赤裸々に暴き立て、作者自身の懺悔録として文壇に大きな衝撃を与えた、日本自然主義文学の代表作。日露戦争の最中ひっそりと死んでゆく哀れな一兵卒を描いて読む者の胸をうつ小品「一兵卒」を併収。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 文庫 小説・エッセイ

岩波文庫 田山花袋 岩波書店イナカ キョウシ タヤマ,カタイ 発行年月：2018年03月 予約締切日：2018年02月20日 ページ数：332p サイズ：文庫 ISBN：9784003600320 文学を志しながらも、家庭貧しく代用教員として人生を歩み始めた青年清三。同級生の学生生活や恋の話は遠い世界となり、田舎教師として埋没しゆく煩悶を日記に記す。世間が日露戦争の勝利に沸くなか病没した実在の青年の日記を元に、北関東の風物を織り交ぜ描く、自然主義文学の代表的作品。改版。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 文庫 小説・エッセイ

国木田独歩・田山花袋集 筑摩書房ゲンダイ ニホン ブンガク タイケイ 発行年月：1985年11月 ページ数：459p サイズ：全集・双書 ISBN：9784480100115 本 小説・エッセイ 日本の小説 その他 人文・思想・社会 文学 文学全集

田山花袋 小杉未醒 図書出版のぶ工房ヤバケイ キコウ タヤマ,カタイ コスギ,ミセイ 発行年月：2018年03月 予約締切日：2018年04月27日 ページ数：261p サイズ：単行本 ISBN：9784901346627 大正時代の耶馬渓を旅しよう。連れは、文豪と画伯。名著リバイバル。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ

文豪田山花袋の軌跡 増田育雄 まつやま書房ザンセツ ダッキャク ノ タビ メヌマ ショウヨウ マスダ,イクオ 発行年月：2021年07月 予約締切日：2021年08月04日 ページ数：281p サイズ：単行本 ISBN：9784896231625 増田育雄（マスダイクオ） 昭和23年生。立命館大学文学部文学科中国文学専攻卒業、早稲田大学教育学部国語国文専攻科中退、千葉県・埼玉県の私立・公立高校の教諭、教頭、副校長、校長、埼玉県立総合教育センター指導主事兼主任専門員を歴任。現在、妻沼地域文化財調査研究会理事兼専門調査員、妻沼聖天山世話人、斎藤別当実盛公敬仰会会員等（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　脱却の旅（『残雪』（概要）／『残雪』（補説）／『残雪』の執筆の周辺）／第2部　文豪田山花袋の軌跡（花袋の生い立ち／作家への道／文豪田山花袋） 明治の文学界を席巻した文豪田山花袋の後期の名著『残雪』！埼玉県妻沼の聖天山とその境内の割烹「千代桝」を舞台にした、文学上の葛藤と一人の女との愛欲の苦悩、そして「脱却願望」の苦闘・心境が描かれる長編小説を丹念に紐解く。『残雪』の読解の他に、館林を故郷とした生い立ちや文学仲間たちとの交流なども掘り起こし、この大文豪の軌跡を辿る。 本 小説・エッセイ その他

田山花袋とに感傷する時代 光石亜由美 世織書房シゼン シュギ ト セクシュアリティ ミツイシ,アユミ 発行年月：2017年03月 ページ数：384p サイズ：単行本 ISBN：9784902163933 光石亜由美（ミツイシアユミ） 山口県生まれ。名古屋大学大学院人間情報学研究科博士課程満期退学。博士（学術）。韓国・国立木浦大学、仁濟大学を経て、奈良大学文学部国文学科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　自然主義文学と欲望の問題系（恋する詩人の死と再生ー田山花袋「少女病」／“少女”という快楽ー田山花袋「少女病」めぐって／生殖恐怖？ー夫婦の性愛と田山花袋「罠」／『独歩集』における性規範ー「正直者」「女難」を中心に）／第2部　性欲・感傷・共同体（“告白”と「中年の恋」ー田山花袋「蒲団」／田山花袋「蒲団」と性欲描写論争ー“性”を語る／“真実”を語る／日露戦争後の文学と性表現ー“性欲”に煩悶する時代と“感傷”の共同体／自然主義の女ー永代美知代「ある女の手紙」をめぐって）／第3部　自然主義と権力・メディア・セクシュアリティ（“発禁”と女性のセクシュアリティー生田葵山「都会」裁判を視座として／猥褻のシノニムー自然主義と諷刺漫画雑誌／女形・自然主義・性欲学ー視覚とジェンダーをめぐっての一考察／女装と犯罪とモダニズムー谷崎潤一郎「秘密」からピス健事件へ） “恋愛”の時代から“性欲”の時代へ。そして“性欲”に悶え“性欲”に涙する人々を登場させた近代。文学において“性”を描くこととはー“性”の言説分析。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

Century　Books　人と作品　38 石原とくゑ 福田清人 清水書院タヤマ カタイ イシバシ,トクエ フクダ,キヨト 発行年月：2017年09月 ページ数：206p サイズ：全集・双書 ISBN：9784389401191 福田清人（フクダキヨト） 1904（明治37）年長崎に生まれる。1927年東京帝国大学文学部国文科卒。立教大学教授をへて、実践女子大学教授、日本近代文学館常任理事を歴任。1995年逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1編　田山花袋の生涯（没落士族／上京（一）／悲しみの館林生活／上京（二）／三度の館林生活　ほか）／第2編　作品と解説（重右衛門の最後／蒲団／生／田舎教師／時は過ぎゆく　ほか） 足かけ五〇年に近い年月を、明治・大正・昭和の三代にわたって、ただまっしぐらに書き続けてきた花袋の底に張られる強力なる線、それは「無類の正直さ」であろう。かれは、人生の奥底を、正直な目で見つめ、自己の欲求を正直に示して、その生涯を貫いた。それは、ときには利己的にも見え、愚直に見えたかもしれない。しかし、かれが自己を愛し、そこから自己の一部、いな、全てである自然主義小説、宗教小説、歴史小説、紀行文が生み出されたとき、それはより次元の高いものへと昇華されていった。その全てが、花袋の血であり、肉であり、真実の声の吐露である。死して八〇年余。利根川のほとりを歩むとき、かれの作風のいまだ新鮮なるに驚きの声を発するのである。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

田山花袋集 吉田精一 田山花袋 筑摩書房メイジブンガクゼンシュウ67　タヤマカタイシユウ 発行年月：1968年02月 ページ数：412p サイズ：全集・双書 ISBN：9784480103673 わすれ水／野の花／隣室／少女病／蒲團／一兵卒／朝／髪／樂園／露骨なる描寫／第二軍從征日記／「生」の評（岩野泡鳴）／花袋論の一端（岩野泡鳴）／田山氏の『一兵卒』に於ける描寫上の欠點（岩野泡鳴）／感情家の花袋氏（岩野泡鳴）／田山花袋（正宗白鳥）／田山花袋全集に寄す（島崎藤村）／花袋文學の本質（吉田精一）／「平面描寫」論の周邊（和田謹吾）／解題（吉田精一）／年譜（和田謹吾編）／參考文獻（和田謹吾編）／詳細目次 本 小説・エッセイ 日本の小説 その他 人文・思想・社会 文学 文学全集

実業之日本社文庫 田山花袋 川端康成 実業之日本社ブンゴウ エロティカル タヤマ,カタイ カワバタ,ヤスナリ 発行年月：2017年08月 予約締切日：2017年08月03日 ページ数：256p サイズ：文庫 ISBN：9784408553801 少女病（田山花袋）／舞踊靴（川端康成）／燃ゆる頬（堀辰雄）／満願（太宰治）／青塚氏の話（谷崎潤一郎）／妖婦（織田作之助）／好色（芥川龍之介）／魔睡（森鴎外）／戦争と一人の女（坂口安吾）／人妻（永井荷風） 性愛を題材にした文学の歴史は古く、弾圧が厳しい時代をも乗り越え、現代に至っている。本作は川端康成、太宰治、坂口安吾など、近代文学の流れを作った10人の文豪によるエロティカル小説集。少女愛、フェティシズム、人妻、同性愛、スカトロジーなど多彩な作品をラインナップ。視覚を重んじる現代エロスとは異なり、五感すべてを刺激する名作集だ！！ 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・た行 文庫 小説・エッセイ