民族と宗教の社会学 飯田剛史 世界思想社ザイニチ コリアン ノ シュウキョウ ト マツリ イイダ,タカフミ 発行年月：2002年02月 ページ数：369p サイズ：単行本 ISBN：9784790709275 飯田剛史（イイダタカフミ） 1949年京都市に生まれる。同志社大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、富山大学経済学部教授。専攻は比較社会学、宗教社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 研究の過程と方法／在日コリアンの宗教と社会／生駒山地の朝鮮寺・概説／十王祭（シワンマジ）ー朝鮮寺の巫俗儀礼／在日巫俗寺院の開創儀礼と社会的ネットワーク／仏教および民俗宗教寺院（街の寺）の諸形態／朝鮮寺（韓寺）の変貌／儒教式祖先祭祀と建墓／親族組織と霊園形成ー在日光山金氏親族会調査より／ある儒教的リーダーー在日コリアン社会における儒教の一考察／日本宗教と在日コリアンー大阪市生野区の事例／在日大韓基督教会における民族と人権／在日コリアンの祭りと「民族」ー民族文化運動の自己組織化 朝鮮寺の巫俗儀礼から先祖祭祀、韓国仏教、キリスト教会、民族祭にいたるまで、大阪を中心に在日宗教文化の全貌を現代社会学のアプローチにより初めて解明。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 宗教学

■ISBN:9784790709275★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になります商品情報商品名在日コリアンの宗教と祭り　民族と宗教の社会学　飯田剛史/著フリガナザイニチ　コリアン　ノ　シユウキヨウ　ト　マツリ　ミンゾク　ト　シユウキヨウ　ノ　シヤカイガク著者名飯田剛史/著出版年月200202出版社世界思想社大きさ369P　22cm

著者飯田剛史(著)出版社国書刊行会発売日2018年02月ISBN9784336062024ページ数346Pキーワードげんだいしやかいにおけるせいとぞく ゲンダイシヤカイニオケルセイトゾク いいだ たかふみ イイダ タカフミ9784336062024内容紹介 デュルケムの提出した問題構成を継承・発展させる試みが、さらに追求されなければならない。この問題意識のもとに、9.11テロ、大本、生駒山地、在日コリアンをフィールドとして、現代の聖と俗のあり方を調査する。 第I部ではデュルケムの理論を検討し、今日的な継承を試みる。また、第II部以降の事例研究に対する理論的指標ともなる。 第1章では、デュルケムの集合意識理論の応用を試みる。〈集合表象−集合力モデル〉によって、9.11同時多発テロからイラク戦争までの一連の政策決定と、マスコミと世論との結びつきの過程とを解明する（付英訳）。 第2章では、デュルケムの儀礼論を、サイバネティクスより組み立てた〈集合力−象徴モデル〉によって分析し、このモデルの問題点をハレ−ケ−ケガレ図式とカオスの観点より確認する。 第II部では、現代日本の宗教、とくに京都市内の大本信者と生駒山地の宗教について検討する。 第1章では、現代日本の宗教に意識面と構造面から接近。まずは世論調査のデータから日本人の宗教意識を探り、つぎに多様な日本宗教への分析的構造枠を仮説的に提示する。この構造によって日本宗教の諸形態を概説し、「宗教回帰」というトピックを分析する。 第3章では、諸宗教が雑居し、都市大衆の現世利益に応える一大マーケットのごとき生駒山地の民族宗教を、石切神社から辻子谷をへて宝山寺にいたる山越えルートをたどって探訪する。 第4章は、作家にして政治家、天台宗大僧正・今東光の著作に、生駒・八尾の民族宗教の記録を読み解く。 第III部は、在日コリアンの宗教調査が中心である。 第1章では、とくに大阪の済州島出身者社会に焦点をあてて在日コリアンの宗教を紹介し、新たな文化創造の過程を追う。彼らの多様な宗教的状況を宗教集団の結合形態と文化機能の観点から整理し、文化の創造主体として捉え直す。 第2章は、1980年代の調査（大川端、箱作海岸、韓国済州島）による、済州島出身者の民間賽神儀礼の記録である。 第IV部では、在日コリアンの民族まつりの創始（1980年代）、展開（1990年代以降）、およびその課題を概説する。創始期のまつりにおいて聖性を帯びた「民族」はユートピアとも表現でき、在日コリアンであることに誇りを与えた。展開期には日本人も参加するようになり、多文化共生政策とも相俟って、様々な民族まつりが全国で開催される。最後に、今後継続していくための課題を指摘。 デュルケム理論を発展的に継承し現代的な展開を試みる、著者積年の研究成果を凝縮した集大成。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 デュルケム宗教社会学の視座と現代世界（9．11テロ事件からイラク戦争へ—「集合表象‐集合力」モデルによる解明/デュルケムの儀礼論における集合力と象徴/デュルケムとバーガーの宗教社会学）/第2部 日本宗教の構造と諸相—大本・生駒（現代宗教の構造/新宗教の日常化—「大本」京都本苑4支部の事例/生駒の宗教・探訪/今東光と生駒・八尾の宗教文化）/第3部 コリアン宗教の諸相（在日コリアンの宗教—文化創造の過程/水辺の賽神—龍王宮・箱作・済州島/在日コリアン社会における純福音教会と巫俗—普遍的基層宗教としてのシャーマニズム/宗教的伝統とキリスト教の発展—韓日比較の視点より/トロントのコリアン社会とキリスト教会）/第4部 まつり（「民族まつり」の展開と課題）

ご注文前に必ずご確認くださいデュルケム理論を批判的に継承し、9.11テロ、大本教、生駒山地、在日コリアンをフィールドとして、現代日本の聖と俗のあり方を調査。“聖と俗”の分析を進めた著者積年の研究成果を凝縮した集大成。第1部 デュルケム宗教社会学の視座と現代世界(9.11テロ事件からイラク戦争へ—「集合表象‐集合力」モデルによる解明デュルケムの儀礼論における集合力と象徴デュルケムとバーガーの宗教社会学)第2部 日本宗教の構造と諸相—大本・生駒(現代宗教の構造新宗教の日常化—「大本」京都本苑4支部の事例生駒の宗教・探訪今東光と生駒・八尾の宗教文化)第3部 コリアン宗教の諸相(在日コリアンの宗教—文化創造の過程水辺の賽神—龍王宮・箱作・済州島在日コリアン社会における純福音教会と巫俗—普遍的基層宗教としてのシャーマニズム宗教的伝統とキリスト教の発展—韓日比較の視点よりトロントのコリアン社会とキリスト教会)第4部 まつり(「民族まつり」の展開と課題)商品番号：NEOBK-2201096Ida Takeshi / Cho / Gendai Shakai Niokeru Hijiri to Zoku-de Rukemuメディア：本/雑誌発売日：2018/02JAN：9784336062024現代社会における聖と俗 デュルケム・9.11テロ・生駒・在日コリアン[本/雑誌] / 飯田剛史/著2018/02発売

著者飯田剛史(著)出版社国書刊行会発売日2018年02月ISBN9784336062024ページ数346Pキーワードげんだいしやかいにおけるせいとぞく ゲンダイシヤカイニオケルセイトゾク いいだ たかふみ イイダ タカフミ9784336062024内容紹介 デュルケムの提出した問題構成を継承・発展させる試みが、さらに追求されなければならない。この問題意識のもとに、9.11テロ、大本、生駒山地、在日コリアンをフィールドとして、現代の聖と俗のあり方を調査する。 第I部ではデュルケムの理論を検討し、今日的な継承を試みる。また、第II部以降の事例研究に対する理論的指標ともなる。 第1章では、デュルケムの集合意識理論の応用を試みる。〈集合表象−集合力モデル〉によって、9.11同時多発テロからイラク戦争までの一連の政策決定と、マスコミと世論との結びつきの過程とを解明する（付英訳）。 第2章では、デュルケムの儀礼論を、サイバネティクスより組み立てた〈集合力−象徴モデル〉によって分析し、このモデルの問題点をハレ−ケ−ケガレ図式とカオスの観点より確認する。 第II部では、現代日本の宗教、とくに京都市内の大本信者と生駒山地の宗教について検討する。 第1章では、現代日本の宗教に意識面と構造面から接近。まずは世論調査のデータから日本人の宗教意識を探り、つぎに多様な日本宗教への分析的構造枠を仮説的に提示する。この構造によって日本宗教の諸形態を概説し、「宗教回帰」というトピックを分析する。 第3章では、諸宗教が雑居し、都市大衆の現世利益に応える一大マーケットのごとき生駒山地の民族宗教を、石切神社から辻子谷をへて宝山寺にいたる山越えルートをたどって探訪する。 第4章は、作家にして政治家、天台宗大僧正・今東光の著作に、生駒・八尾の民族宗教の記録を読み解く。 第III部は、在日コリアンの宗教調査が中心である。 第1章では、とくに大阪の済州島出身者社会に焦点をあてて在日コリアンの宗教を紹介し、新たな文化創造の過程を追う。彼らの多様な宗教的状況を宗教集団の結合形態と文化機能の観点から整理し、文化の創造主体として捉え直す。 第2章は、1980年代の調査（大川端、箱作海岸、韓国済州島）による、済州島出身者の民間賽神儀礼の記録である。 第IV部では、在日コリアンの民族まつりの創始（1980年代）、展開（1990年代以降）、およびその課題を概説する。創始期のまつりにおいて聖性を帯びた「民族」はユートピアとも表現でき、在日コリアンであることに誇りを与えた。展開期には日本人も参加するようになり、多文化共生政策とも相俟って、様々な民族まつりが全国で開催される。最後に、今後継続していくための課題を指摘。 デュルケム理論を発展的に継承し現代的な展開を試みる、著者積年の研究成果を凝縮した集大成。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 デュルケム宗教社会学の視座と現代世界（9．11テロ事件からイラク戦争へ—「集合表象‐集合力」モデルによる解明/デュルケムの儀礼論における集合力と象徴/デュルケムとバーガーの宗教社会学）/第2部 日本宗教の構造と諸相—大本・生駒（現代宗教の構造/新宗教の日常化—「大本」京都本苑4支部の事例/生駒の宗教・探訪/今東光と生駒・八尾の宗教文化）/第3部 コリアン宗教の諸相（在日コリアンの宗教—文化創造の過程/水辺の賽神—龍王宮・箱作・済州島/在日コリアン社会における純福音教会と巫俗—普遍的基層宗教としてのシャーマニズム/宗教的伝統とキリスト教の発展—韓日比較の視点より/トロントのコリアン社会とキリスト教会）/第4部 まつり（「民族まつり」の展開と課題）

著者飯田剛史(著)出版社世界思想社発売日2002年02月ISBN9784790709275ページ数369Pキーワードざいにちこりあんのしゆうきようとまつりみんぞく ザイニチコリアンノシユウキヨウトマツリミンゾク いいだ たかふみ イイダ タカフミ9784790709275内容紹介朝鮮寺の巫俗儀礼から先祖祭祀、韓国仏教、キリスト教会、民族祭にいたるまで、大阪を中心に在日宗教文化の全貌を現代社会学のアプローチにより初めて解明。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次研究の過程と方法/在日コリアンの宗教と社会/生駒山地の朝鮮寺・概説/十王祭（シワンマジ）—朝鮮寺の巫俗儀礼/在日巫俗寺院の開創儀礼と社会的ネットワーク/仏教および民俗宗教寺院（街の寺）の諸形態/朝鮮寺（韓寺）の変貌/儒教式祖先祭祀と建墓/親族組織と霊園形成—在日光山金氏親族会調査より/ある儒教的リーダー—在日コリアン社会における儒教の一考察/日本宗教と在日コリアン—大阪市生野区の事例/在日大韓基督教会における民族と人権/在日コリアンの祭りと「民族」—民族文化運動の自己組織化

■ISBN:9784336062024★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトル【新品】現代社会における聖と俗　デュルケム・9．11テロ・生駒・在日コリアン　飯田剛史/著ふりがなげんだいしやかいにおけるせいとぞくでゆるけむきゆういちいちてろいこまざいにちこりあんでゆるけむ/9/11/てろ/いこま/ざいにち/こりあん発売日201802出版社国書刊行会ISBN9784336062024大きさ346P　22cm著者名飯田剛史/著

著者飯田剛史(著)出版社世界思想社発売日2002年02月ISBN9784790709275ページ数369Pキーワードざいにちこりあんのしゆうきようとまつりみんぞく ザイニチコリアンノシユウキヨウトマツリミンゾク いいだ たかふみ イイダ タカフミ9784790709275内容紹介朝鮮寺の巫俗儀礼から先祖祭祀、韓国仏教、キリスト教会、民族祭にいたるまで、大阪を中心に在日宗教文化の全貌を現代社会学のアプローチにより初めて解明。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次研究の過程と方法/在日コリアンの宗教と社会/生駒山地の朝鮮寺・概説/十王祭（シワンマジ）—朝鮮寺の巫俗儀礼/在日巫俗寺院の開創儀礼と社会的ネットワーク/仏教および民俗宗教寺院（街の寺）の諸形態/朝鮮寺（韓寺）の変貌/儒教式祖先祭祀と建墓/親族組織と霊園形成—在日光山金氏親族会調査より/ある儒教的リーダー—在日コリアン社会における儒教の一考察/日本宗教と在日コリアン—大阪市生野区の事例/在日大韓基督教会における民族と人権/在日コリアンの祭りと「民族」—民族文化運動の自己組織化

デュルケム・9.11テロ・生駒・在日コリアン 飯田剛史 国書刊行会ゲンダイシャカイニオケルセイトゾク イイダタカフミ 発行年月：2018年02月28日 予約締切日：2018年01月24日 ページ数：348p サイズ：単行本 ISBN：9784336062024 飯田剛史（イイダタカフミ） 1949ー2016。1949年、京都市に生まれる。同志社大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士（文学）。京都大学文学部助手、富山大学経済学部講師・助教授・教授、大谷大学文学部教授を経て同大学特別任用教授。富山大学名誉教授。この間、京都大学にて内地研修、ヨーク大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、ハーヴァード大学にて在外研究。専攻は比較社会学、宗教社会学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　デュルケム宗教社会学の視座と現代世界（9．11テロ事件からイラク戦争へー「集合表象ー集合力」モデルによる解明／デュルケムの儀礼論における集合力と象徴／デュルケムとバーガーの宗教社会学）／第2部　日本宗教の構造と諸相ー大本・生駒（現代宗教の構造／新宗教の日常化ー「大本」京都本苑4支部の事例／生駒の宗教・探訪／今東光と生駒・八尾の宗教文化）／第3部　コリアン宗教の諸相（在日コリアンの宗教ー文化創造の過程／水辺の賽神ー龍王宮・箱作・済州島／在日コリアン社会における純福音教会と巫俗ー普遍的基層宗教としてのシャーマニズム／宗教的伝統とキリスト教の発展ー韓日比較の視点より／トロントのコリアン社会とキリスト教会）／第4部　まつり（「民族まつり」の展開と課題） デュルケム理論を批判的に継承し、9．11テロ、大本教、生駒山地、在日コリアンをフィールドとして、現代日本の聖と俗のあり方を調査。“聖と俗”の分析を進めた著者積年の研究成果を凝縮した集大成。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 宗教学

飯田剛史(著者)販売会社/発売会社：国書刊行会発売年月日：2018/02/28JAN：9784336062024