持統天皇はなぜ夫・天武天皇よりも亡父・天智天皇を称揚したのか？　『日本書紀』は大化の改新、壬申の乱をどう描いたのか？　蘇我親子を滅ぼした英雄。律令制の創設者。武と文の二つの天智天皇像はなぜ生まれたか？　激動する七世紀、古代律令制国家誕生までの道を検証し、従来の古代史像を塗り替える一冊。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

天皇誕生の神話と史実 中公新書 遠山美都男 中央公論新社ジンシン ノ ラン トオヤマ,ミツオ 発行年月：1996年03月 予約締切日：1996年03月18日 ページ数：308p サイズ：新書 ISBN：9784121012937 1　近江大津宮、その日／2　大海人皇子をめぐる群像／3　内乱の発生と展開／4　内乱の拡大と終焉 六七一年十月、天智天皇の弟大海人皇子（天武天皇）は王位継承を断わり吉野に隠棲。翌月、天智の子大友皇子は大海人を討つべく五人の重臣と盟約を結んだ。天智後継の座をめぐる壬申の乱の発端である。天智は大友かわいさで大海人を疎外したのか。大友は絶えず後手にまわり敗れ去ったのか。王位継承をめぐる対立はなぜ大規模な戦争に発展したのか。通説を再検討し、古代最大といわれる攻防のドラマを再現、その歴史的意義に迫る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 人文・思想・社会

皇極四年（六四五）、中大兄皇子と中臣鎌足は蘇我蝦夷・入鹿父子を武力で排除した。この乙巳の変が国政改革「大化改新」の序幕だったという筋書きはあまりにも有名である。だが、これに関して残された史料は中大兄・鎌足中心に事件を描く極めて偏ったものだった。クーデターの真の目的は何か。その首謀者は誰だったのか。本書は、王位継承をめぐる路線対立に着目して旧版を大幅改稿し、熾烈な権力闘争の内実に迫るものである。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

天武系皇統は実在したか 歴史文化ライブラリー 遠山美都男 吉川弘文館歴史春秋出版 コダイ ノ コウイ ケイショウ トオヤマ,ミツオ 発行年月：2007年11月 ページ数：222p サイズ：全集・双書 ISBN：9784642056427 遠山美都男（トオヤマミツオ） 1957年東京都に生まれる。1986年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。1997年博士（史学）学習院大学。現在、学習院大学・日本大学・立教大学、各非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 天武系皇統は実在したかープロローグ／七世紀の王位継承（天智以前の王位継承／称制ー天智の即位事情／壬申の乱ー天武の即位事情／吉野行幸ー持統の即位事情）／文武皇統意識の形成（文武天皇と「不改常典」／創出された天智の権威／「倭根子」から「天之真宗」へ／皇統の護持者たち）／聖武天皇の皇統再建計画（光明立后ー聖武の立場と課題／天平の三姉妹ー聖武の娘たちの婚姻／東国行幸ー壬申の乱の回顧／遺詔ー聖武の到達点）／草壁皇統意識の誕生（奈良麻呂の変ー「皇嗣」をめぐる暗闘／淳仁の即位事情／押勝の乱ー称徳即位の事情／道鏡擁立の構想とその挫折）／称徳から光仁・桓武へ（光仁の即位事情／桓武の即位事情）／皇統意識の転換ーエピローグ 奈良時代、本当に天智天皇と天武天皇の子孫が対立し、天武系の皇統が皇位を独占していたのか。天智以前の王位継承から、壬申の乱、草壁皇統意識の誕生、桓武天皇の皇統継承方式までをたどり、奈良朝の政治史を読み直す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

壬申の乱で解く日本書紀 角川選書 遠山美都男 KADOKAWABKSCPN_【ニコカド2016_3倍】 テンム テンノウ ノ クワダテ トオヤマ,ミツオ 発行年月：2014年02月22日 ページ数：257p サイズ：全集・双書 ISBN：9784047035386 遠山美都男（トオヤマミツオ） 1957年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程中退。博士（史学）。専攻は日本古代史。現在、学習院大学・立教大学・日本大学非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　壬申紀をどう読むか（内乱の原因ー皇位継承問題の真相／天智紀の虚構性）／第2章　壬申紀を読みなおす（大津退去／吉野脱出／天下二分／天神望拝／皇子不従／総帥高市／倭京奇襲／赤色兵士／瀬田決戦／吹負奮戦／県主託宣／有効自死）／第3章　『日本書紀』の構想力（王政復古ー乙巳の変／禅譲ー継体新王朝の誕生／王朝交替の証明ー仁徳から武烈へ／王朝交替の前提ー神武から応神へ） 天智天皇没後、その後継をめぐり大海人皇子と大友皇子とのあいだに起きた古代最大の内乱、壬申の乱。これに勝利して皇位についた天武天皇は、編纂を命じた『日本書紀』の巻第28「壬申紀」をどう描かせたか。実録とみられてきたこの「壬申紀」は、中国的な王朝交替というフィクションのもと、自らを漢の劉邦になぞらえるなど、皇位継承の正当性を謳う天武の意図と構想に貫かれていた。『日本書紀』に仕組まれたその企てを明かす。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

臣、罪を知らず ミネルヴァ日本評伝選 遠山美都男 ミネルヴァ書房ソガシ ヨンダイ トオヤマ,ミツオ 発行年月：2006年01月 ページ数：300， サイズ：全集・双書 ISBN：9784623045600 遠山美都男（トオヤマミツオ） 1957年東京都生まれ。1981年学習院大学文学部史学科卒業。1986年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。1997年博士（史学）（学習院大学）。学習院大学・日本大学非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　初代稲目（稲目以前／大臣就任　ほか）／第2章　二代馬子（若き大臣と美貌の王女／丁未の役ー物部守屋との対決　ほか）／第3章　三代蝦夷（「豊浦蝦夷」ーその生い立ちと立場／推古後継をめぐって　ほか）／第4章　四代入鹿（「物部大臣」ー入鹿の登場／山背大兄王の滅亡　ほか） 稲目（？〜五七〇）、馬子（五五一〜六二六）、蝦夷（？〜六四五）、入鹿（？〜六四五）。彼らは蘇我氏の族長として大臣位を世襲、大王家とも姻戚関係を結び栄えたが、長く「逆臣」のレッテルを貼られてきた。本書は残された数少ない史料から彼らの実像と人間性を解明、蘇我氏四代の歴史的意義を問い直す。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

朝日新書828 遠山美都男 関幸彦 朝日新聞出版ジンジノニホンシ トオヤマミツオ セキユキヒコ 発行年月：2021年08月12日 予約締切日：2021年06月28日 ページ数：400p サイズ：新書 ISBN：9784022951373 遠山美都男（トオヤマミツオ） 1957年生まれ。日本古代史専攻。博士（史学）。学習院大学非常勤講師 関幸彦（セキユキヒコ） 1952年生まれ。日本中世史専攻。日本大学文理学部特任教授 山本博文（ヤマモトヒロフミ） 1957年生まれ。日本近世史専攻。文学博士。東京大学史料編纂所教授。2020年逝去。著書に『江戸お留守居役の日記』（日本エッセイスト・クラブ賞受賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 古代編（「抜擢」の本邦第一号ー聖徳太子・厩戸皇子／「人事制度」の一大革新ー服務規程1　冠位十二階憲法十七条　ほか）／中世編（「負け組」ゆえの人気者ー反乱者・平将門／「バランス」で到達した頂点の座ー太政大臣・平清盛　ほか）／戦国編（「実力主義」を育てた乱世ー悪人・朝倉孝景／「情」を反映した家訓の意義ー梟雄・北条早雲　ほか）／近世編（「地位」を呼び込む謙譲の美徳ー征夷大将軍・徳川家康／「トップ人事」は誰が決めるのかー傍流将軍・徳川綱吉　ほか）／巻末座談会　日本史にみる「出世の壁」 一大リストラで律令制を確立した天武天皇。「組織存続」に不可避な内部対立島津義弘。町奉行「昇格」を阻まれた鬼平の無念長谷川平蔵。歴史学の第一人者3人による、キーワードから歴史を読み解く、現代人必読の書！ 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 新書 その他

遠山美都男【著】販売会社/発売会社：吉川弘文館発売年月日：2013/10/23JAN：9784642064477

基本情報ジャンル哲学・歴史・宗教フォーマット全集・双書出版社吉川弘文館発売日2013年10月ISBN9784642064477発売国日本サイズ・ページ259，3p　19cm（B6）関連キーワード トオヤマミツオ 9784642064477 【FS_708-2】出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について

神武以来、連綿と続く万世一系の皇統の歴史を綴った書物として尊重されてきた『日本書紀』。戦後はそれに徹底的な批判が加えられ、王朝交替という、万世一系とは対立する古代史が提唱されるに至った。本書は『日本書紀』の神武天皇から武烈天皇までの物語を精細に読み解き、その叙述を貫く主題・構想や歴史認識を鮮やかにあぶり出す。律令制国家として新生した日本が描こうとした天皇と国家の歴史とはいかなるものか。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。