移動文学論2 西成彦 作品社エクストラテリトリアル ニシ,マサヒコ 発行年月：2008年02月 ページ数：346p サイズ：単行本 ISBN：9784861821745 西成彦（ニシマサヒコ） 1955年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。専攻は比較文学／ポーランド文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　ポーランド文学、その拡張（一九三〇年代ポーランド文学論ー「春」と「黒人」の問題圏／ゴンブローヴィッチとその同時代人／多言語的な東欧と「ドイツ人」の文学／G・グラス『蟹の横歩き　ウィルヘルム・グストロフ号事件』（書評）／モアシル・スクリャールと多文化主義／フルブンと「死刑囚」の詩的言語活用／声の宛先、あるいは二人称の廃墟）／2　ポーランド文学の外（コンラッドと英語、コンラッドとポーランド語／さまよえるポーランド文学ー「灯台守」から『ノストローモ』まで／ジョゼフ・コンラッド『シャドウ・ライン』（書評）／在外ポーランド人作家にとってのポーランド／前線をさまよう裸の眼『ペインテッド・バード』について／ゴンブローヴィッチとボウルズ／ユダヤ文学の語りの戦略ー方法としてのイディッシュ）／3　カフカのまわり（イディッシュ語を聴くカフカ／ハエの羽音のような言語ーイディッシュ文学のアヴァンギャルドな実験／断食芸人論／難民小説としての『城』ーアーレントの読み／あつかましさについて） 「エクストラテリトリアル＝治外法権」をキーワードに多言語的な東欧の文学世界を読み解いていく。 本 人文・思想・社会 文学 その他

西成彦 人文書院ムナサワギ ノ オウガイ ニシ,マサヒコ 発行年月：2013年12月28日 ページ数：226p サイズ：単行本 ISBN：9784409160954 西成彦（ニシマサヒコ） 1955年岡山県生まれ。兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化博士課程中退。熊本大学助教授を経て、立命館大学先端総合学術研究科教授。専門は比較文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　鼠坂殺人事件ほか（鼠坂殺人事件ー性暴力と「恥」について／老移民と皇太子ー愛国心と「恥」について／『鼠坂』（森鴎外）／『籔の中』（後半）（芥川／龍之介））／2　性欲と石炭と植民地都市ー『舞姫』再考／3　鴎外と漱石、そして百〓（けん）（鴎外と漱石ー乃木希典の殉死をめぐる二つの文字／『三四郎』の下層／百〓（けん）と漱石、あるいは百〓（けん）の漱石／反＝三四郎の東京）／4　『山椒大夫』における政治、あるいは宗教離れ 古今東西の文学を縦横無尽に論じる、比較文学者西成彦による満を持しての鴎外論。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

ディアスポラから希望へ 西成彦 原毅彦 人文書院フクスウ ノ オキナワ ニシ,マサヒコ ハラ,タケヒコ 発行年月：2003年03月 ページ数：437p サイズ：単行本 ISBN：9784409240670 西成彦（ニシマサヒコ） 1955年生まれ。日本、ワルシャワ（1981ー1983と1988ー1989）、サンパウロ（2002）で生活経験あり。現在、教員（立命館大学文学部） 原毅彦（ハラタケヒコ） 1953年生まれ。日本、ボリビア（アンデス高地：1983、85ー86、東部低地：97、98年）、ペルー（アマゾン：1983ー84年、アンデス高地：87年）、ブラジル・コロンビア・ペルー国境地域（93、94、95年）。現在、教員（立命館大学国際関係学部）、東京探検隊隊長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 暴れるテラピアの筋肉に触れる／1　非対称な出会い（地域自立と石垣島／水兵たちと島人たち、あるいは“治外法権”の系譜学ー琉球＝沖縄における蒸気軍艦の衝撃をめぐって　ほか）／2　海と人の動線（海南小記逍遙ー反・陸地主義へ／沖縄県の海外出漁　ほか）／3　漂うひと、流れる歌（基地、都市、うたー沖縄とプエルトリコの人々の経験から／いくつもの「故郷」へ／いくつもの「故郷」から　ほか）／4　島々のプレゼンス（越境の前衛、林義巳と「復帰運動の歴史」ー歴史記述と過去のはばたき・きらめき・回生／奄美ー“島尾の棘”を抜く　ほか） 世界を一つに閉じこめようとするグローバルな力に抗して、新たに浮上してきた沖縄の「移動性」と「複数性」が、いま・ここに開示される。さまざまな立場の著者が、ポストコロニアルの視点から沖縄の過去と現在の意味をとらえた画期的論考群。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史

西成彦(著者)販売会社/発売会社：岩波書店/ 発売年月日：1997/02/27JAN：9784000252829

著者高橋秀寿(編) 西成彦(編)出版社人文書院発行年月2006年03月ISBN9784409230381キーワードとうおうの20せいきにじつせいき トウオウノ20セイキニジツセイキ たかはし ひでとし にし まさ タカハシ ヒデトシ ニシ マサ9784409230381内容紹介帝国、国民国家、マイノリティ、民族自決、ホロコースト、民族浄化、ユダヤ人、ロマ、社会主義国家、分裂と統合、記憶、歴史…世界の縮図としての東欧は激動の世紀をどう生きたか。国民国家・帝国の躓きの石。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者浅野豊美(編著) 小倉紀蔵(編著) 西成彦(編著)出版社クレイン発行年月2017年05月ISBN9784906681488ページ数332Pキーワードたいわのためにていこくのいあんふ タイワノタメニテイコクノイアンフ あさの とよみ おぐら きぞう アサノ トヨミ オグラ キゾウ9784906681488

理想の教室 西成彦 みすず書房セカイ ブンガク ノ ナカ ノ マイヒメ ニシ,マサヒコ 発行年月：2009年05月 ページ数：142p サイズ：全集・双書 ISBN：9784622083290 西成彦（ニシマサヒコ） 1955年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。専攻は比較文学、ポーランド文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） テクストー森鴎外『舞姫』／第1回　南米の太田豊太郎（性欲につまずく／性教育の教材として／明治の浦嶋　ほか）／第2回　エリスの面影とともに生きる（豊太郎の恋、林太郎の恋／鴎外の晩年／エリーゼ・ヴィーゲルト（Elise　Wiegert）　ほか）／第3回　『舞姫』から一二〇年（『舞姫』の基本構造／「舞姫論争」／『罪と罰』と都市描写　ほか） 明治のエリート豊太郎、故国喪失者となってエリスと暮らす？実在の南米移民の経験や「ディアスポラ」の世界文学がひもとかれるなか、主人公＝作者・森鴎外のイメージは存分にゆすぶられ、未来はよりいっそう宙吊りに。ありうべき選択肢とともに読者に託される問いの数々。「あなたなら、どのような道を選んだと思いますか」。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・な行

岩波文庫 西成彦 岩波書店セカイ イディッシュ タンペンセン ニシ,マサヒコ 発行年月：2018年01月 予約締切日：2017年12月06日 ページ数：345p サイズ：文庫 ISBN：9784003770047 つがい（ショレム・アレイヘム）／みっつの贈物（イツホク・レイブシュ・ペレツ）／天までは届かずとも（イツホク・レイブシュ・ペレツ）／ブレイネ嬢の話（ザルメン・シュニオル）／ギターの男（ズスマン・セガローヴィチ）／逃亡者（ドヴィド・ベルゲルソン）／塀のそばで（レヴュー）（デル・ニステル）／シーダとクジーバ（イツホク・バシェヴィス・ジンゲル）／カフェテリア（イツホク・バシェヴィス・ジンゲル）／兄と弟（イツホク・ブルシュテイン＝フィネール）／マルドナードの岸辺（ナフメン・ミジェリツキ）／泥人形メフル（ロゼ・パラトニク）／ヤンとピート（ラフミール・フェルドマン） 東欧系ユダヤ人の日常言語「イディッシュ」ー。ホロコーストや反ユダヤ主義を逃れて世界各地を転々とし、アイデンティティーの拠り所であるイディッシュを創作言語として選び取った作家たちが、それぞれの地で書き残した十三の短篇。ディアスポラの文学。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ

ラフカディオ・ハーンと女たち 西成彦 紀伊國屋書店ミミ ノ エツラク ニシ,マサヒコ 発行年月：2004年08月 ページ数：230p サイズ：単行本 ISBN：9784314009652 西成彦（ニシマサヒコ） 1955年岡山県生まれ、兵庫県育ち。東京大学大学院博士課程（比較文学・比較文化）中途退学後、熊本大学文学部を経て、現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。ポーランドを中心とする東部ヨーロッパ、南北アメリカとカリブ海地域、日本と旧「外地」をそれぞれ複数言語使用地域としてとらえ、「国民文学」としてのではない文学史研究の可能性を追求している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　語る女の系譜ーラフカディオ・ハーンの女たち／2　『怪談』を読む（「おしどり」とマゾヒズム／怪談浦島太郎／生者から死者に向けてー「向日葵」を読む）／3　ハーンと同時代作家（ザッヘル＝マゾッホ偏愛／「南部文学」の世界性についてー『チータ』を読む／書く女、語る女／エレン・ディーンの亡霊） ギリシャ、アイルランド、アメリカ、マルチニーク、日本…文化を横断する、耳の旅人ラフカディオ・ハーンその生きざまと『怪談』などの著作をとおして、19世紀の息づかいに触れる。 本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ

西成彦，伊藤比呂美【文・イラスト】販売会社/発売会社：集英社/ 発売年月日：1992/07/17JAN：9784087498325