日本文学の精神地図 丸川哲史 青土社テイコク ノ ボウレイ マルカワ,テツシ 発行年月：2004年11月 ページ数：235p サイズ：単行本 ISBN：9784791761579 丸川哲史（マルカワテツシ） 1963年、和歌山県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。現在、明治大学政治経済学部教員。主たる専門領域は、日本文学評論・台湾文化研究・東アジアの文化地政学。小倉虫太郎の筆名ももつ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 帝都への抵抗ー谷崎潤一郎1933『春琴抄』／帝都の人造怪物ー内田百〓＠6BE1＠（けん）1934『旅順入場式』、1938『東京日記』／戦時下の国民作家ー太宰治1936「思い出」、1944『津軽』／植民地の亡霊ー安部公房1948『終りし道の標べに』、1957『けものたちは故郷をめざす』／戦争の継続状態としての「戦後」ー開高健1959『日本三文オペラ』／植民地下の「狂気」の由来ー島尾敏雄1960ー77『死の棘』、島尾ミホ1987『祭り裏』／帝国主義日本の「法の外」ー梁石日1992『子宮の中の子守歌』／死者に触れる技法ー目取真俊1997『水滴』、1999『魂込め』、崎山多美1999『ムイアニ由来記』 戦前の帝国体制と戦後の文化体制の綴じ目から這い出してくる亡霊とは何か。文学作品に散種された帝国秩序の抑圧と狂気と暴力を顕在化し、谷崎潤一郎・安部公房・目取真俊など、作家の抵抗と失敗の徴を透視する。 本 旅行・留学・アウトドア 地図 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

    日中一〇〇年史−二つの近代を問い直す− 新書 の詳細 対立はいつ始まったのか、なぜその状態が続くのか？　現在の日中問題を考察するために、過去およそ100年間の日中双方の思想を洗い直し、互いの国に対する葛藤のプロセス、対立交流の歴史をたどる一冊。 カテゴリ: 中古本 ジャンル: 政治・経済・法律 外交・国際関係 出版社: 光文社 レーベル: 光文社新書 作者: 丸川哲史 カナ: ニッチュウヒャクネンシフタツノキンダイオトイナオス / マルカワテツシ サイズ: 新書 ISBN: 4334033385 発売日: 2006/01/01 関連商品リンク : 丸川哲史 光文社 光文社新書　

日本と中国、この隣り合う国の複雑な関係について、毛沢東、北一輝、魯迅、竹内好など、両国の知識人たちは真剣に悩み、考え抜いてきた。両国の近代史を、彼らの思想でたどる。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

親日か反日か。統一か独立か。しばしば二項対立で語られがちな台湾ナショナリズムは、日本と大陸中国、冷戦期とポスト冷戦期、米国のプレゼンスの低下と中国の台頭など、長期的かつ複数の視座で整理すると今なお続く東アジア近代のアポリア（難題）として見えてくる。日本人にとって重要な歴史経験でもある「台湾問題」を、詳細に読み直す。（講談社選書メチエ）画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

青土社 毛／沢東　中国／歴史／1949〜　中国文化大革命 699P　20cm モウ　タクトウ　ト　チユウゴク　1　アル　チシキジン　ニ　ヨル　チユウカ　ジンミン　キヨウワコクシ セン，リグン　アベ，ミキオ　スズキ，マサヒサ　ハネ，ジロウ　マルカワ，テツシ

もう一つの近代をよむ 丸川哲史 法律文化社チュウゴク ナショナリズム マルカワ,テツシ 発行年月：2015年08月 ページ数：222p サイズ：単行本 ISBN：9784589036926 丸川哲史（マルカワテツシ） 1963年和歌山市生まれ。2002年一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。2007年同研究科にて博士号（学術）取得。現在、明治大学政治経済学部／教養デザイン研究科教授。専攻は東アジアの思想・文化（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 私たちの中国理解に欠けているものは何か？／第1部　歴史にみる中国ナショナリズム（清末から五・四運動まで／内戦と日中戦争、中華人民共和国成立まで／冷戦の変容、日中国交回復から「中国の台頭」まで／台湾問題にみる中国ナショナリズム）／第2部　社会基盤にみる中国ナショナリズム（ナショナリズムと「革命」／ナショナリズムと「党」／ナショナリズムと「帝国」）／第3部　指導者の思想にみる中国ナショナリズム（孫文／毛沢東／〓（とう）小平）／課題としての中国ナショナリズム、「民主」および「人権」について 中国を、いかに知るか。今、圧倒的に欠けている、中国理解を埋める試み。 本 人文・思想・社会 政治

新たな段階に突入した中国社会・経済 丸川哲史 作品社ポスト カイカク カイホウ ノ チュウゴク マルカワ,テツシ 発行年月：2010年01月 ページ数：304p サイズ：単行本 ISBN：9784861822711 丸川哲史（マルカワテツシ） 1963年、和歌山市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科単位取得退学。学術博士。現在、明治大学政治経済学部准教授。専攻：台湾文学／東アジア文化論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） はじめに　“ポスト「改革開放」”に突入した中国ー現代中国の三つの“三十年周期”と、これからの三十年／第1部　「改革開放」三十年の現在／第2部　中国社会の変動を見つめて／第3部　周辺地域の変動を見つめて／第4部　中国的近代の条件を求めて／終わりに　「改革開放」三十年と世界史における中国ー見取り図として 本書は、中国の基層社会・周辺地域を一年間にわたってインサイド・ウォッチした成果をもとに、これまで語られなかった国家・経済・社会の矛盾構造を歴史的に検証し、ポスト“改革開放”に突入した中国の今後を見通す視座を提示するものである。 本 人文・思想・社会 社会科学

私たちの「内なる冷戦」を見つめ直す 論創ノンフィクション　2 丸川哲史 論創社レイセンブンカロン ゾウホカイテイバン マルカワテツシ 発行年月：2020年06月25日 予約締切日：2020年06月04日 ページ数：288p サイズ：単行本 ISBN：9784846019389 丸川哲史（マルカワテツシ） 1963年和歌山県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士号取得。現在、明治大学政治経済学部兼教養デザイン研究科教員。専攻は、日本文学評論、東アジア現代思想史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　竹内好と「敵対」の思想／2　あの戦争、この戦争／3　「肉体」の磁場／4　回帰するアジア、余白のアジア／5　朝鮮戦争という劫火／6　燃える「沖縄（琉球弧）」／7　捕虜／引揚の磁場／8　対蹠空間としての「アジア」／冷戦文化補論ーパンデミックとオリンピック 日本は冷戦に巻き込まれた、という人がいる。日本は冷戦の傍観者であった、という人がいる。ほんとうにそうなのであろうか？知識人の行動や言説を振り返り、フィルムに焼き付いた物語を見直してみると、そこには冷戦の共犯者であり、主宰者でもある、日本の姿が浮かび上がってきた。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本）

思考のフロンティア 丸川哲史 岩波書店リージョナリズム マルカワ,テツシ 発行年月：2003年10月 ページ数：124p サイズ：全集・双書 ISBN：9784000270021 本 人文・思想・社会 政治

著者丸川哲史(編) 岩野卓司(編)出版社法政大学出版局発売日2024年10月ISBN9784588130434ページ数442，3Pキーワードやせいのきようよう2 ヤセイノキヨウヨウ2 まるかわ てつし いわの たく マルカワ テツシ イワノ タク9784588130434内容紹介カオスをおそれず、友にする者だけが世界の次の姿をみるだろう。真の思考とはそんな「反・治安」的技法であり、本書はその技法のための実用書である。酒井隆史教養は冒険だよ。おもわぬ出会いをくりかえし、未知のわたしに変化していく。いまここにある秩序紊乱を思考しよう。はじまりのアナキズム。栗原康農耕以前の狩猟採集時代にさかのぼって知を練り直す「野生の教養」。一人一人のうちに気づかれずして存在し、私たちの想像力を働かせる磁場となる「カオス」。秩序化・制度化する前の渾沌とした深淵に潜り込み、飼いならされざる自由でアナーキーな学びを掬いあげる。明治大学大学院教養デザイン研究科の領域横断的知が結晶化した、これからの教養の入門書。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 思想・科学（カオスと共同性—つながりの基礎となるものについて/読み継がれるアナーキズム・ユートピア構想—bolo’bolo 「カオス」に調和を見出す/渾沌と軍隊 ほか）/第2部 歴史・社会（カウンター・ジハード主義とインターネット・コミュニティ—ノルウェー連続テロ事件とバルカンを結ぶもの/カオス・アメリカ・『スター・ウォーズ』/電子メディア時代のスポーツ—ノルベルト・ボルツのメディア美学と公共圏 ほか）/第3部 文学・芸術（安吾『白痴』が上演した戦争と廃墟の「道」/石川啄木の『ローマ字日記』—隠れ蓑の中でのカオス/カオスと消尽—開高健『日本三文オペラ』をめぐって ほか）