森安孝夫 名古屋大学出版会トウザイ ウイグル ト チュウオウ ユーラシア モリヤス,タカオ 発行年月：2015年02月 ページ数：842p サイズ：単行本 ISBN：9784815807924 森安孝夫（モリヤスタカオ） 1948年福井県に生まれる。1972年東京大学文学部東洋史学科卒業。1981年東京大学大学院人文科学研究科博士課程東洋史学専攻単位取得退学。金沢大学助教授、大阪大学教授などを経て、近畿大学国際人文科学研究所教授。（財）東洋文庫客員研究員、大阪大学名誉教授、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1篇　東ウイグル・唐・吐蕃鼎立時代篇（ウイグルから見た安史の乱／チベット語史料中に現われる北方民族ーDRUーGUとHOR　ほか）／第2篇　西ウイグル・敦煌王国・河西ウイグル時代篇（ウイグルの西遷について／ウイグルと敦煌　ほか）／第3篇　シルクロード篇（唐代における胡と仏教的世界地理／シルクロードのウイグル商人ーソグド商人とオルトク商人のあいだ　ほか）／第4篇　マニ教・仏教史篇（東ウイグル帝国マニ教史の新展開／西ウイグル王国時代のマニ教隆盛ーマニ教寺院経営の実態　ほか） 世界史において中央ユーラシア世界が果たした巨大な役割を明らかにすることで、歴史像を刷新。東西ウイグルの興亡から、商業ネットワークと交易品、マニ教・仏教の展開まで、現地の多様な出土文書・碑文や美術・考古資料に基づき、漢文史料などを相対化、激動の時代を描く集大成の書。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

**從中央歐亞的草原出發， 克服大中華主義與歐洲中心史觀，而看到的唐朝是…… 安史之亂其實不「亂」，它是「登場過早的征服王朝」， 是走在時代尖端的現象，是?史的必然。** 　　徹底顛覆課本中的唐朝印象，也徹底顛覆想像中的絲路觀念！ 　　 　　──前近代的「絲路」，不單只是「充滿浪漫的東西貿易線」，而更是政治、經濟、宗教、文化交流以及戰爭的現場，亦即動盪的世界史的舞台。 　　──不知道「絲路地帶=中央歐亞」的?史，就無法理解世界史巨大的潮流。 　　 　　本書的主要目的是要站在「中央歐亞」（Central Eurasia）的觀點，以淺顯易?，且異於西歐中心史觀或中華主義思想的方式來加以記述。換言之，以遊牧騎馬民族集團與絲路這兩大主軸為主，重新檢討歐亞世界史，意即前近代的世界史。 　　 　　西元前一千年初，在中央歐亞的乾燥大草原地帶上，擅長騎馬的遊牧民集團登場，成為擁有地表最強的騎馬軍團。與生?力、購買力並列，牽動?史走向的一大契機是軍事力，他們的動向自然就成了牽動世界的原動力。本書透過騎馬遊牧民族與唐王朝的興亡，徹底轉換「觀看世界的方式」，重新論述何謂「民族」？何謂「國家」？ 　　 　　■ 唐朝的本質再發現！ 　　ーー唐朝?不是狹義的漢族國家，其本質是拓跋國家。 　　 　　擔負起世界帝國──「唐」的建國的，實際上究竟是那些人群？是「漢民族」?？如果是，漢民族的實體又是什麼？ 　　 　　本書作者指出，一般的中華主義史觀，把唐朝看作是中國史的?金時代，也是漢族的?金時代，這種以漢族為中心的中華思想，不過是以民族國家為目標的近代主義的?構而已。實際上，「漢文化」與「唐文化」是不同的，所以唐代的漢族應該稱為「唐族」才正確，不只如此，唐代的漢族、漢文化到了遼金朝的時代再度改變，之後到了加入蒙古族與色目人的元朝，更是變化甚鉅，最後則是由滿洲人統治的清朝登場。 　　 　　唐朝是以異民族為中心，吸收了以漢語為首的中國文化而建立起來的國家，或者至少應該?，是擁有異民族血統的新漢族所形成的「唐族」國家。這是唐朝的本質。而唐朝的世界主義、國際性、開放性，正因為它是由漢族與異民族的血統及文化在混合後?生出的能量。這與後來的蒙古帝國或現代美國的強盛是相通的。 　　 　　本書透過各種古代土耳其語史料，顯示中央歐亞東部的土耳其系的各民族稱呼唐朝或唐帝國為「拓跋」（Tabγa?）。故此，從中央歐亞史的觀點來看，唐朝不是漢人王朝而是拓跋王朝。 　　 　　■ 安史之亂的「亂」是漢人視角 　　──從中央歐亞視角出發，安史之亂是大?史的先聲！首次給予安史之亂正面評價。 　　 　　八世紀中葉爆發的安史之亂在中國史上的意義極為重大，以安史之亂為分界，之後的唐帝國不僅失去了西域，甚至是容忍中國本土?部的藩鎮（節度使、觀察使等）的跋扈，實質支配的領土大幅縮減，安史之亂以後的唐朝已經從自己能?調派軍事力的武力國家，變身為用錢買和平的財政國家。作者認為，安史之亂以後的唐朝不應該使用「大唐帝國」的稱呼。 　　 　　安史之亂不單單是唐代史的分水嶺，也是中國史整體，甚至可視為歐亞大陸史的分水嶺。意味著從南北朝時代就已經登場的遊牧騎馬民族，到了十世紀，已經演化出「中央歐亞型國家」支配「南方」都市或農耕地帶的優勢時代。到了十世紀前後，歐亞大陸從東向西，依序有遼（契丹）國、沙陀系王朝（五代裡面的後唐、後晉、後漢、後周的四個王朝）、西夏王國、甘州回鶻汗國、西回鶻汗國（又稱高昌回鶻）、喀喇汗國、伽色尼王朝、塞爾柱王朝、可薩汗國等，一字排開都是同樣類型的中央歐亞型國家。他們終於建構出一套關於組織的關鍵知識，以少數人口穩定統治擁有?大人口的農耕民、都市民的地區。而支?這些的，是遊牧民集團的軍事力以及透過絲路貿易累積的財富。 　　 　　安史之亂的「亂」，這個標籤所象?的僅僅是中國史方面的負面評價，從歐亞大陸史方面來看，應該給予積極的正面評價。這是因為，安史之亂連帶影響了在十世紀前後發生、横跨整個歐亞大陸的?史走向，可以看出?史的必然性。更正確地?應該是走在時代尖端的現象。如果安史之亂成功的話，那就是成為安史王朝?，但是很遺憾地在八世紀足以實現統治大夢的基盤尚未充分整備。所以，或許可以?安史之亂是「登場時機過早的征服王朝」。 　　 　　■ 活躍於絲路上的主角，粟特人的真相？ 　　ーー既是國際貿易的中介商，也是參與唐朝政治的武人 　　 　　在絲綢之路上忙碌而活躍的主角，實際上是粟特人。在前近代歐亞大陸的商業交易中，粟特人幾乎和絲路等同。本書以最新的研究成果為基礎，以「粟特＝交通網路」的架構來剖析他們的活動。 　　 　　絲路一詞，常常讓人會誤以為絲綢的長程貿易，而實際上是由絲綢、馬匹、奴隸、寶石等高價商品之間的各種短程和長程交易所構成。本書第五章，作者專門解讀粟特文字的女婢買賣契約文書。指出，「奴隸」是高價商品。「即使是到了近代，一直到電腦發達為止，奴隸是世界上最棒的精密機械，與作為前近代軍事力根基的馬（有些地區是駱駝）並列，堪稱是最具有價?的高額商品雙璧。」作者認為，包含貴族、高級官僚、富豪的私人宅邸，在民間表演胡旋舞、胡騰舞等的胡?或胡兒們，幾乎都是從遠方千里迢迢運來的私人奴隸。 　　 　　過去一般認為粟特人主要是在商業活動上相當活躍，可是本書聚焦在作為武官，協助唐朝建國並發展的粟特人，以及支?他們的武人集團。從安興貴的兒子安元壽的墓誌可知，他在十六?進入李世民的秦王府，不論是「玄武門之變」或在突厥頡利可汗來襲之際，都隨伺在李世民身旁，相當活躍。而安興貴、安修仁兄弟更是率領以粟特人為首的胡人集團發動叛變，將河西走廊獻給唐朝，為唐的建國立下大功。 　　 　　粟特人後裔又是如何?？他們並沒有滅?，而是溶解在西回鶻王國或是甘州回鶻王國，甚至是在五代沙陀系王朝的族群裡，作為支?商業經濟的人，或者是作為武人而活下來。柏孜克里克第二十窟?的誓願圖，無疑就是流傳到現代的最後的粟特人之姿。而粟特人帶來的文字，幾乎是直接成為回鶻文字，在十三世紀又演變成蒙古文字，甚至在十六世紀末又成為滿洲文字。因此，我們甚至可?，身為中央歐亞型國家的清朝也繼承了粟特文化，這都是流傳至今的粟特文化遺?。 　　 　　■ 用非漢文史料，敲響民族主義?史捏造的警鐘。 　　ーー本書充滿各種跳出中華思維看問題而得出的新鮮結論！ 　　 　　本書最為獨特的是，作者充分採納了各種非漢籍文獻，包括藏語文書、回鶻文書、突厥語的各種碑銘（暾欲谷碑銘、?伽可汗碑以及闕特勤碑）等游牧民「?史史料」，進行紮實的考據，輔助合乎邏輯的推測，重建?史，得出和漢籍不一樣的記載和答案。作者認為：唐朝與突厥、回鶻、吐蕃始終是「敵國」關係，它們是足以和唐朝匹敵的對等國家，跟漢文典籍裡強調的中華主義形式的「冊封」相差甚遠。然而，到了發生安史之亂的中唐，唐朝迅速轉為封閉，思考上陷入中華主義的框架。 　　 　　總之，作者森安氏要「敲響帶有民族主義性質的?史『捏造』的警鐘」。無論是西洋中心史觀還是大中華主義，都是廣義的「民族主義」。就這一目的而言，本書已經改變了傳統上對於「中國」、「民族」以及「國家」的看法。而這樣的?史敘述的視角，只有日本的?史學者才有可能建立。 　　◎ 長城不是邊境而是中心 　　「長城地帶」，從漢人的角度看是邊境，但從中央歐亞的角度看，不只不是邊境，反而是混合著遊牧民與農耕民的「接觸點」，也是誕生出中國史上充滿活力的中心部。 　　 　　◎唐代是非常國際化（胡化）的時代 　　作者以唐詩（李白《少年行》：五陵年少金市東，銀鞍白馬度春風。落花踏盡遊何處，笑入胡?酒肆中）解讀當時的流行文化ーー胡服、胡樂、胡?、胡旋舞和胡食。「身穿流行胡服的年輕人騎馬疾馳而過。胡服是筒袖上衣和?子的組合，當然需要皮帶和靴子，有時候甚至會搭配帽子。?一方面，佩掛華麗馬具裝飾的馬画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

かつて、「歴史」を必要としたのは権力者だった。権力者は自らの支配を正当化するために歴史を書かせた。歴史家は往々にして、権力者に奉仕する者だったのである。しかし、近代歴史学の使命は、権力を監視し、批判することにこそある。近代世界の覇権を握った西洋文明を相対化し、西洋中心史観と中華主義からの脱却を訴える、白熱の世界史講座。 近代以前の世界では、中央ユーラシア諸民族の動向が、歴史を動かしていた。騎馬遊牧民はどのように登場し、その機動力と経済力は、いかに周辺諸国家に浸透していったのか。シルクロードのネットワークを媒介とした「前近代世界システム論」とは。ソグド人やウイグル人のキャラバン交易や、キリスト教の最大のライバルだったマニ教の動向などを、ユーラシア各地に残る古文書、石碑の読解から得たオリジナルな研究成果をもとに解明していく。そこから見えてくるのは、あらゆるモノは歴史的所産であり、文化・言語・思想から、政治・経済活動まで、すべては変化し混ざり合って生み出され、純粋な民族文化や普遍的な国家など存在しない、という真実である。さらに、近年日本で発見されて世界的な注目を浴びるマニ教絵画から、日本伝来の史料で明らかになるシルクロードの実像まで。「興亡の世界史」シリーズ最大の話題作『シルクロードと唐帝国』の著者による、待望の書下ろし。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版の第2冊目。「シルクロード」とは、単なる「ロマン溢れる東西交易路」などではなく、政治・経済・宗教・文化交流・戦争の現場、すなわち世界史の舞台だった。突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れたこの地域で、大きな足跡を残して姿を消した「ソグド人」とは。騎馬遊牧民の動向を追い、中央ユーラシアの草原から中華主義とヨーロッパ中心史観の打倒を訴える。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

著者森安孝夫(著)出版社講談社発行年月2016年03月ISBN9784062923514ページ数425Pキーワードしるくろーどととうていこくこうぼうのせかいし シルクロードトトウテイコクコウボウノセカイシ もりやす たかお モリヤス タカオ9784062923514内容紹介シルクロードとは、単なる「東西交易路」ではなく、突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れるまさに世界史の最前線だった。この地に大きな足跡を残して消えた「ソグド人」とは何者か。唐は漢民族の王朝なのか。オリジナルの研究成果をもとに騎馬遊牧民の動向を追い、中央ユーラシアの草原から中華主義と西洋中心史観の打倒を訴える論争の書。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

基本情報ジャンル哲学・歴史・宗教フォーマット文庫出版社講談社発売日2016年03月ISBN9784062923514発売国日本サイズ・ページ425p　15cm（A6）関連キーワード 9784062923514 出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について

著者森安孝夫(著)出版社講談社発行年月2016年03月ISBN9784062923514ページ数425Pキーワードしるくろーどととうていこくこうぼうのせかいし シルクロードトトウテイコクコウボウノセカイシ もりやす たかお モリヤス タカオ9784062923514内容紹介シルクロードとは、単なる「東西交易路」ではなく、突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れるまさに世界史の最前線だった。この地に大きな足跡を残して消えた「ソグド人」とは何者か。唐は漢民族の王朝なのか。オリジナルの研究成果をもとに騎馬遊牧民の動向を追い、中央ユーラシアの草原から中華主義と西洋中心史観の打倒を訴える論争の書。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

森安孝夫【著】販売会社/発売会社：講談社/講談社発売年月日：2007/02/16JAN：9784062807050

著者森安孝夫(著)出版社講談社発行年月2020年09月ISBN9784065208915ページ数229Pキーワードしるくろーどせかいしこうだんしやせんしよめちえ73 シルクロードセカイシコウダンシヤセンシヨメチエ73 もりやす たかお モリヤス タカオ9784065208915内容紹介かつてユーラシアでは、騎馬遊牧民が歴史の鍵を握っていた。南北間の対立と協調による「前近代世界システム論」とは？匈奴による最初の遊牧国家と、興亡を繰り返す突厥帝国。ソグド人の金融資本と、ウイグル＝ネットワークの広がり。大草原に展開した二千年におよぶ激動と、人類史の潮流を、行きかう宗教と言語に着目し、“理科系的歴史学”で解明。近代世界の覇権を握った西洋中心の歴史像を捨て、シルクロードに視座をおいた新たな世界史を構築する。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

基本情報ジャンル哲学・歴史・宗教フォーマット全集・双書出版社講談社発売日2020年09月ISBN9784065208915発売国日本サイズ・ページ229p　19cm（B6）関連キーワード 9784065208915 出荷目安の詳細はこちら>>楽天市場内検索 『在庫あり』表記について