『大旅行記』をめぐる新研究 家島彦一 名古屋大学出版会イブン バットゥータ ト キョウイキ エノ タビ ヤジマ,ヒコイチ 発行年月：2017年02月 ページ数：391， サイズ：単行本 ISBN：9784815808617 家島彦一（ヤジマヒコイチ） 1939年東京に生まれる。1966年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程中退。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、早稲田大学教育学研究科特任教授などを経て、東京外国語大学名誉教授、文学博士（慶應義塾大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　イブン・バットゥータ研究のために（イブン・バットゥータの生涯とその時代／『大旅行記』の構成と諸写本／『大旅行記』の研究と真偽性／紀行文学としてのメッカ巡礼記）／第2部　海の境域への旅ーイブン・バットゥータの見たインド洋海域世界（インド洋海域世界の隆盛と中国船／マラッカ海峡の港市国家スムトラ・パサイ王国／イブン・バットゥータのマルディヴ諸島訪問／東アフリカ・スワヒリ世界の形成とクルワー王国／アラビア海を結ぶ人の移動と交流）／第3部　陸の境域への旅ーユーラシアとサハラ・スーダーン（アナトリア世界のトルコ・イスラーム化／境域としてのドナウ・デルタとバーバー・サルトゥーク伝承／ブルガール旅行はフィクションか／中央アジアとインドを結ぶヒンドゥー・クシュ越え交通ルート／サハラ砂漠を越えてのイスラーム・ネットワーク拡大） 中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の「境域」情報を伝える『大旅行記』は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。 本 人文・思想・社会 地理 地理(外国）

イスラーム世界の交通と旅 世界史リブレット 家島彦一 山川出版社（千代田区）イブン ジュバイル ト イブン バットゥータ ヤジマ,ヒコイチ 発行年月：2013年12月 ページ数：87p サイズ：全集・双書 ISBN：9784634350281 家島彦一（ヤジマヒコイチ） 1939年生まれ。慶應義塾大学博士課程中退、文学博士。専攻、イスラーム世界交流史。東京外国語大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータの重要さ／1　イスラームにおける多様な旅の動機と目的／2　巡礼の旅を可能にした「交通」の条件／3　巡礼紀行文（リフラ）の発達／4　旅人が投射した視線 メッカ巡礼（ハッジ）はムスリムの宗教的義務ではあるが、聖地メッカから遠く離れた西アフリカや東南アジアを出発点とした旅は一生をかけた命がけの旅であった。本書では、イスラーム世界を往来した多くの旅人たちの記録のなかでも、傑出した評価をもつイブン・ジュバイルとイブン・バットゥータが残した旅行記をもとに、人を異郷との交流に奮い立たせたものはなにか、旅を可能にしたイスラーム・ネットワークとはなにかを究めつつ、この二人の旅行を考えてみたい。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣

著者家島彦一(著)出版社名古屋大学出版会発売日2017年02月ISBN9784815808617ページ数391，73Pキーワードいぶんばつとうーたときよういきえのたびだいりよこう イブンバツトウータトキヨウイキエノタビダイリヨコウ やじま ひこいち ヤジマ ヒコイチ9784815808617内容紹介中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の「境域」情報を伝える『大旅行記』は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 イブン・バットゥータ研究のために（イブン・バットゥータの生涯とその時代/『大旅行記』の構成と諸写本/『大旅行記』の研究と真偽性/紀行文学としてのメッカ巡礼記）/第2部 海の境域への旅—イブン・バットゥータの見たインド洋海域世界（インド洋海域世界の隆盛と中国船/マラッカ海峡の港市国家スムトラ・パサイ王国/イブン・バットゥータのマルディヴ諸島訪問/東アフリカ・スワヒリ世界の形成とクルワー王国/アラビア海を結ぶ人の移動と交流）/第3部 陸の境域への旅—ユーラシアとサハラ・スーダーン（アナトリア世界のトルコ・イスラーム化/境域としてのドナウ・デルタとバーバー・サルトゥーク伝承/ブルガール旅行はフィクションか/中央アジアとインドを結ぶヒンドゥー・クシュ越え交通ルート/サハラ砂漠を越えてのイスラーム・ネットワーク拡大）

東洋文庫 家島彦一 平凡社チュウゴク ト インド ノ ショジョウホウ ヤジマ,ヒコイチ 発行年月：2007年12月 ページ数：275p サイズ：文庫 ISBN：9784582807691 家島彦一（ヤジマヒコイチ） 1939年東京都生。慶應義塾大学修士課程修了。文学博士。東京外国語大学名誉教授。現職、早稲田大学特任教授。専攻はイスラム史、東西交渉史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 『中国とインドの諸情報についての第二の書』（中国とインドの諸情報についての第二の書／ザーバジュの町の説明／再び中国の情報に戻り、彼らにかかわる若干の事柄の説明／インドの諸情報の一部／ザンジュ（ザンジュ人の）地方／真珠の説明） 7世紀末以降、アラブ・イラン系商人はインド洋を舞台にインド洋・中国との旺盛な貿易を展開、彼らが実見した各地の諸事情は二つの書に記された。第2巻は10世紀初頭のアジア。 本 人文・思想・社会 地理 地理(外国） 文庫 人文・思想・社会

東洋文庫 家島彦一 平凡社チュウゴク ト インド ノ ショジョウホウ ヤジマ,ヒコイチ 発行年月：2007年09月 ページ数：267p サイズ：文庫 ISBN：9784582807660 家島彦一（ヤジマヒコイチ） 1939年東京都生。慶應義塾大学修士課程修了。文学博士。東京外国語大学名誉教授。現職　早稲田大学特任教授。専攻　イスラム史、東西交渉史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 中国とインドの諸情報についての第一の書（インド洋の驚異の魚たち／ラーラウィー海とハルカンド海の島々（ディーバジャート、サランディーブ、ラームニー、ファンスール、ニヤーン、ランジャバールース、アンダーマーン）／ハルカンドの海の竜巻と大嵐／中国に運ばれる舶載品の数量が増減することの理由／商人スライマーンの報告によるハーンフー（広東）の蕃長　ほか）／再びインドと中国の諸地方ならびにそこの王侯たちの情報（世界の四人の大王／インドの大王バッラハラー（ヴァッラバ・ラージャ）のこと／バッラハラー王国の境界から中国に至るまでの国々（クムクム、ジュルズ、ターカー、ルフマー、アルカーシビーン、キーランジュ、ムージャ、マーブド）／中国に関する諸情報／インド地方に関する諸情報　ほか） 7世紀末以降、アラブ・イラン系商人はインド洋を舞台にインド・中国との旺盛な貿易を展開した。9世紀半ば・10世紀初頭の二つの書が、彼らが実見した各地の諸事情を記す。 本 人文・思想・社会 地理 地理(外国） 文庫 人文・思想・社会

グローバル経済の起源は大航海時代にあると言われる。しかしそれよりはるか前、インド洋海域世界には二千年以上もの間、様々な民族、人種、宗教が交じり合う自由で自立した大経済圏が存在していた。季節風を利用した航海技術の確立により長距離交易が盛んに行われ、アフリカから地中海世界、西アジア、インド、東南アジア、中国にわたる広大な地域が一つに結ばれていたのだ。しかしレコンキスタ終結後、この経済網はヨーロッパ人に破壊され、奪われていく。イスラームの影響下で栄えた大経済圏・文化圏の全体像を、膨大な史料とフィールドワークをもとに描き出す、海域史研究の記念碑的名著。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

著者家島彦一(著)出版社筑摩書房発売日2021年09月ISBN9784480510693ページ数667Pキーワードいんどようかいいきせかいのれきしうみが インドヨウカイイキセカイノレキシウミガ やじま ひこいち ヤジマ ヒコイチ9784480510693内容紹介陸中心の歴史観に異を唱え、海から歴史を見る重要性を訴えた記念碑的名著。世界を一つにつなげた文明の交流の場、インド洋海域世界の歴史を紐解く。===グローバル経済の起源は大航海時代にあると言われる。しかしそれよりはるか前、インド洋海域世界には二千年以上もの間、様々な民族、人種、宗教が交じり合う自由で自立した大経済圏が存在していた。季節風を利用した航海技術の確立により長距離交易が盛んに行われ、アフリカから地中海世界、西アジア、インド、東南アジア、中国にわたる広大な地域が一つに結ばれていたのだ。しかしレコンキスタ終結後、この経済網はヨーロッパ人に破壊され、奪われていく。イスラームの影響下で栄えた大経済圏・文化圏の全体像を、膨大な史料とフィールドワークをもとに描き出す、海域史研究の記念碑的名著。===グローバル経済を生んだ海海域史研究の記念碑的名著※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序 インド洋海域世界とは何か—木造帆船ダウを共有する文明/1 海域と文明（海域とイスラーム史の展開/海域ネットワークの成立/海域ネットワークの展開/海域ネットワークの変容/巡礼と人間移動のネットワーク）/2 インド洋海域世界が育てた船の文化と信仰（ダウとインド洋）

著者ブズルク・ブン・シャフリヤール(編) 家島彦一(訳)出版社平凡社発売日2011年12月ISBN9784582808155ページ数396Pキーワードいんどのきよういたん2いんどのきよういたん インドノキヨウイタン2インドノキヨウイタン ぶずるぐ．いぶん．しやはりや− ブズルグ．イブン．シヤハリヤ− BF11662E9784582808155内容紹介インド洋世界で活躍したムスリム航海者が蒐集した驚異（アジャーイブ）に満ちた162の説話をアラビア語写本から世界で初めて翻訳。イスラーム海域交流史第一級史料。第2巻は83話以降に用語集・索引を付す。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次ニヤーン島の人喰い人種/人間の頭蓋骨を通貨として用いる人喰い人種/仇敵を討つための食人の風習/外国船とランジャバールース島民との取引/カシュミールにあるダイヤモンドの渓谷/帰国の航海で三つの幸運に恵まれたこと/魚を食べて精力絶倫になった老翁/サランディーブから到着の船に対する関税額/中国の王宮庭園を彩る絹の造花/アンダマン島の黄金寺院にあるソロモンの墓〔ほか〕

広大なイスラーム世界を生涯かけて遍歴した男がいた。波瀾万丈の旅と14世紀世界のダイナミズムを『大旅行記』完訳者が描き出す。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。

■ISBN:9784634350281★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトルイブン・ジュバイルとイブン・バットゥータ　イスラーム世界の交通と旅　家島彦一/著ふりがないぶんじゆばいるといぶんばつとう−たいすら−むせかいのこうつうとたびせかいしりぶれつとひと28発売日201312出版社山川出版社ISBN9784634350281大きさ87P　21cm著者名家島彦一/著