“帯+帯締め・帯揚げ3点コーデ!” 【現代の名工 山口安次郎】監修 【山口織物】 特選西陣唐織袋帯 高麗大和帯締め〈長尺〉 正絹縫い取り帯揚げ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 小物選びはお任せ下さい!まとめてお得なコーデセット!
◆最適な着用時期 10月〜11月の袷頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など 【帯】絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ約4.45m耳の縫製:かがり縫い六通柄【帯締め】絹100%(金属糸使用)長さ約179cm(房含まず) 幅約1.5cm切り房【帯揚げ】絹100%(金属糸使用)長さ約184cm 巾約31cm 【 仕入れ担当 田渕より 】お悩みの多い帯締め帯揚げの小物合わせ。そんな時はお任せ下さい!年間約3万点のリユース品と向きあう、バイヤー田渕がお勧めする、帯・帯締め・帯揚げの3点コーデセットをご用意致しました!数ある中から価格にとことん拘りました!今回ご用意したセットは山口安次郎氏監修による、山口織物の特選唐織袋帯と高麗大和帯締め・縫い取り帯揚げでございます。帯、小物は単品での販売も行っておりますので下記の商品番号で検索、またはお問い合わせ頂けますと幸いでございます。この機会をどうぞお見逃しなく!【 お色柄 】≪帯≫商品番号:1496664通常価格:98,000円税込軽やかな風合いの帯地には、さり気ない青海波の模様を背景として本唐織の比類なきボリュームで秋の草花が織りなされました。渡りが多いと、その分重くなり能を舞う人に負担をかけるからと、本物にこだわり続け、草木染の研究、繭の研究にまで心血を注ぎ完成させた技法で、この袋帯も織られております。穏やかな色使いと確かな技による上品さ、格調高さを兼ね備えた、本物の唐織。一切の無駄なくすっきりとまとめられて。確かな唐織の技術をとくとご堪能いただける仕上がりです。織りに励み…織りを愛した方の魂を感じていただければと願い、お届けさせていただきます。≪帯締め≫商品番号:1517717はっきりとした色彩ながらもぼかしが入り重苦しくなく上品にまとまったお色味にたっぷりと込められた華やぐ金糸。訪問着、付下げなどの華やかな装いにおすすめです。美しい彩りの移りかわりと絹艶を、ぜひお手元にてご覧くださいませ。≪帯揚げ≫商品番号:1516352丹後ちりめん地を用いたフォーマルシーンにお使いいただけるきれいめ帯揚げをご紹介いたします。しなやかで光沢のある紋意匠地。穏やかな道長暈しや縫い取りで上品な金の箔糸が落ち込まれております。そっとコーディネートをまとめてくれる程よい色合いです。フォーマルの装いのお供に是非どうぞ。【 商品の状態 】≪帯≫中古品として仕入れて参りましたが良好です。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。≪帯締め・帯揚げ≫未着用の新品でございます。【 山口伊太郎・安次郎について 】織物の町、西陣。この町が世界に誇るご兄弟…山口伊太郎翁(1901-2007)、山口安次郎翁(1904-2010)。昨年秋の相国寺承天閣美術館における「能装束展」の際には、特別イベント「相賀の能」に翁自身お越しになられており、御歳を感じさせないその矍鑠(かくしゃく)とした佇まいに連綿と受け継がれる西陣匠の風格を感じたものです。その翁も…2010年2月7日、惜しまれつつも永眠されました。伊太郎氏は「源氏物語錦織絵巻展」を織り上げ105歳にてご逝去、安次郎氏も、12歳で家業に従事されて以来、生涯現役でいらっしゃいました。27歳に独立、太平洋戦争にて一時中断をよぎなくされるも43歳で再開、昭和25年(1950年)にはGHQ最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥に能装束裂地を寄贈し、同時に金剛流能装束を復元。55歳よりは事業を息子に譲り、江戸時代の能装束の復元に専念、能楽宗家の依頼だけでも130領、総数では300領を超える能装束を手がけたという…究極の表現技術を用い、織物による源氏物語の再現を目指した兄。自ら製織し、能装束300領をも完成した弟。それらはフランス・ギメ東洋美術館、英国・V&A美術館等をはじめ、世界各地の美術館に収蔵されています。一世紀の時を経て—兄弟の偉業は、西陣の伝説になりつつあります。本品は、その安次郎氏による特選品でございます。次代に伝わる翁の織技や感性、美へのこだわりというものは、安次郎氏創業による山口織物に、しっかりと伝えられております。明治37年(1904年) - 京都・西陣で生まれる。大正5年(1916年) - 12歳で家業に従事。昭和6年(1931年) - 27歳で創業。その後、太平洋戦争開戦により一時中断。昭和22年(1947年) - 43歳の時に再開。昭和25年(1950年) - 連合国最高司令官マッカーサー元帥に能装束裂地を寄贈。 同時に、金剛流能装束を復元。 以来、能楽宗家の依頼により数々の能装束を手がける。昭和59年(1984年) - スウェーデン国立民俗博物館で能装束展を開催。 イギリス・チャールズ皇太子夫妻の西陣見学の際に、 織の実演を行うと共に能装束を献上。昭和60年(1985年) - デンマーク国立博物館で能装束展を開催。平成11年(1999年) - フランス・リヨンで能装束展を開催。平成12年(2000年) - 能装束「厚板立涌に牡丹文様」を ヴィクトリア&アルバート博物館に寄贈。平成14年(2002年) - 東京・大倉集古館にて 「山口伊太郎・山口安次郎兄弟二百歳記念 千年の織物 二百歳の夢」展を開催。平成15年(2003年) - イギリス・ロンドンにて能装束展開催。平成17年(2005年) - 静岡・佐野美術館にて「特別展 千年の伝統をつむぐ西陣の織物 山口伊太郎・山口安次郎の世界」展を開催。平成21年(2009年) - 9月14日より京都 相国寺・承天閣美術館にて 「山口安次郎作 能装束展−心と技の饗宴−」を開催。平成22年(2010年) - 老衰で死去。享年107(満105歳没)。 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。 [文責:安井愛望]
88,000円