岸本 美緒 岩波書店ミンマツシンショチュウゴクトヒガシアジアキンセイ キシモト ミオ 発行年月：2021年03月11日 予約締切日：2021年02月10日 ページ数：370p サイズ：単行本 ISBN：9784000248945 岸本美緒（キシモトミオ） 1952年生。中国明清史。お茶の水女子大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1部　東アジアのなかの中国「近世」（東アジア・東南アジア伝統社会の形成／皇帝と官僚・紳士ー明から清へ／中国史における「近世」の概念／「近世化」と「東アジア化」）／第2部　伝統社会の形成ー国家・市場・社会観（「中国」と「外夷」ー明代から清中期における国家呼称の問題／徳治の構造ー寛容の比較史を手がかりに／清初上海地方人士の国家観ー『歴年記』を中心に／明末清初の市場構造ーモデルと実態／米とシルクと歓楽街ー一七ー一八世紀の蘇州） 一六世紀から一八世紀は、社会の大きな揺らぎのなか、世界各地で新たな秩序への模索と葛藤が繰り広げられた時代であった。著者はそうした視座から、明清史をフィールドに、東アジアの共時性としての「近世」を考察してきた。総説「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」をはじめ、時代区分、皇帝権力、統治理念、国家観、市場構造などの諸論点から中国史・アジア史を叙述。ひろくゆたかな眼で世界史の課題を提示する論文集。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

ちくま学芸文庫 岸本 美緒 筑摩書房チュウゴクノレキシ キシモト ミオ 発行年月：2015年09月09日 予約締切日：2015年09月08日 ページ数：352p サイズ：文庫 ISBN：9784480096913 岸本美緒（キシモトミオ） 1952年東京都生まれ。東京大学文学部東洋史専修課程卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学大学院人文社会系研究科教授をへて、現在、お茶の水女子大学基幹研究院教授。専攻は中国史（明清史）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 「中国」とは何か／中国初期王朝の形成／春秋・戦国から秦の統一へ／漢帝国と周辺地域／分裂と融合の時代／隋唐帝国の形成／宋と北方諸民族／元から明へ／清朝の平和／清末の動乱と社会の変容／中国ナショナリズムの形成／五・四運動と中国社会／抗日戦争と中国革命／社会主義建設の時代／現代中国の直面する諸問題 中国とは何か。広大な領土のなかに多様な民族と地域を含みながら、なぜ一つの国としてまとまっているのか。西洋や日本とも異なるその特質は、いかにして形成されたのかー。中国を理解するには、それを歴史的視野のもとで捉えることが欠かせない。本書は、初期王朝から現代にいたる中国史の大きな流れをあざやかに一望する。とりわけ、東アジア諸国との関係に重点をおいて中国社会のダイナミックな変遷をたどる一方、そうした時代の変化を超えて持続する特徴にも目を配ることで、その歴史の全貌を平明かつ立体的に描き出す。中国社会をより深く理解するための決定版入門書！ 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 文庫 人文・思想・社会

明清史論集3 研文選書 岸本美緒 研文出版レイキョウ ケイヤク セイゾン キシモト,ミオ 発行年月：2020年12月 予約締切日：2021年01月06日 ページ数：440p サイズ：単行本 ISBN：9784876364602 岸本美緒（キシモトミオ） 1952年、東京都生まれ。お茶の水女子大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　契約文書研究の動向（明清契約文書／明清契約文書研究の動向ー一九九〇年代以降を中心に）／2　契約・紛争・裁判（明清時代における「找価回贖」問題／土地市場と「找価回贖」問題ー宋代から清代の長期的動向／妻を売ってはいけないか？ー明清時代の売妻・典妻慣行／清代中期の飢饉救済と贖地問題／礼教・契約・生存ー明清民事裁判におけえる衡平原則）／3　史料に触れる・本を読む（貴州の山林契約文書と徽州の山林契約文書／書評　ソマー著『清朝中国における一妻多夫と売妻ー生存戦略と司法的干渉』／書評　ランズマイヤー著『売られた人々ー華北における人身売買業者と家庭生活』／東京大学東洋文化研究所契約文書研究会の三〇年） 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

明清史論集1 研文選書 岸本美緒 研文出版フウゾク ト ジダイカン キシモト,ミオ 発行年月：2012年05月 予約締切日：2024年09月12日 ページ数：310p サイズ：単行本 ISBN：9784876363384 岸本美緒（キシモトミオ） 1952年、東京都生まれ。お茶の水女子大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　歴史変動と時代区分（時代区分論／時代区分論の現在／風俗と時代観／現代歴史学と「伝統社会」形成論／一八世紀の中国の世界）／2　身分と風俗（明清時代の身分感覚／名刺の効用ー明清時代における士大夫の交際／「老爺」と「相公」ー呼称からみた地方社会の階層感覚）／3　歴史のなかの風（歴史のなかの「風」／Chinaーcentered　approach？／アジアからの諸視角ー「交錯」と「対話」） 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

明清史論集4 研文選書 岸本美緒 研文出版シガクシ カンケン キシモト,ミオ 発行年月：2021年11月 予約締切日：2021年11月27日 ページ数：354p サイズ：単行本 ISBN：9784876364640 岸本美緒（キシモトミオ） 1952年、東京都生まれ。お茶の水女子大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　中国社会論の系譜（伝統中国の経済秩序をどのようにモデル化するかー村松祐次の中国経済論を中心に／中国中間団体論の系譜）／2　現代歴史学との対話（比較国制史研究と中国社会像／グローバル・ヒストリー論と「カリフォルニア学派」／東アジア史の「パラダイム転換」をめぐって　ほか）／3　明清史研究の現在（書評　余英時（森紀子訳）『中国近世の宗教倫理と商人精神』／書評　エシェリック＆ランキン編『中国の地方エリートと支配の諸形態』／書評　濱島敦俊『総管信仰ー近世江南農村社会と民間信仰』　ほか） 本 人文・思想・社会 歴史 世界史

明清と李朝の時代 中公文庫 岸本美緒 宮嶋博史 中央公論新社セカイ ノ レキシ キシモト,ミオ ミヤジマ,ヒロシ 発行年月：2008年09月25日 予約締切日：2008年09月18日 ページ数：547p サイズ：文庫 ISBN：9784122050549 岸本美緒（キシモトミオ） 1952年、東京都に生まれる。75年、東京大学文学部卒業。79年、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学東洋文化研究所助手、お茶の水女子大学文教育学部講師・助教授、東京大学文学部助教授・教授などを経て、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授。専攻は中国明清史 宮嶋博史（ミヤジマヒロシ） 1948年、大阪市に生まれる。72年、京都大学文学部卒業。77年、同大学大学院博士課程単位取得・退学。東海大学文学部講師、東京都立大学人文学部助教授、東京大学東洋文化研究所教授を経て、成均館大学校東アジア学術院教授。専攻は朝鮮社会経済史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 1　東アジア世界の地殻変動／2　明帝国の広がり／3　両班の世紀ー十六世紀の朝鮮／4　後期明帝国の光と影／5　華夷変態／6　朝鮮伝統社会の成立／7　清朝の平和／8　新たな挑戦者たちー李朝末期の朝鮮／9　盛世から危機へ／10　ヒトと社会ー比較伝統社会論 伝統的な専制王朝が最終段階を迎えた大帝国、明・清。そして、朝鮮独特の両班官僚制が成立した李朝の実相を、日本など東アジア諸国との多様な関わりのなかで描く。「家」を主体にした近世の社会は、西洋との軋轢の中、徐々にきしみ始める。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史 文庫 人文・思想・社会

岸本美緒 研文出版シンダイ チュウゴク ノ ブッカ ト ケイザイ ヘンドウ キシモト,ミオ 発行年月：1997年01月 ページ数：540， サイズ：単行本 ISBN：9784876361427 清代物価史研究の現状／モラル・エコノミー論と中国社会研究／清代前期江南の米価動向／清代前期江南の物価動向／清代前期の国際貿易と経済変動／明末の田土市場に関する一考察／康煕年間の穀賤についてー清初経済思想の一側面／清朝中期経済政策の基調ー1740年代の食糧問題を中心に／清代の「七折銭」慣行について／「恒産瑣言」について〔ほか〕 本書は、著者が20年来書きためてきた論文のなかから、物価史を中心とする経済史関係の文章を選んでまとめたものである。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 日本経済

著者岸本美緒(著)出版社研文出版発売日2020年12月ISBN9784876364602ページ数440Pキーワードみんしんしろんしゆう3 ミンシンシロンシユウ3 きしもと みお キシモト ミオ BF21518E9784876364602目次1 契約文書研究の動向（明清契約文書/明清契約文書研究の動向—一九九〇年代以降を中心に）/2 契約・紛争・裁判（明清時代における「找価回贖」問題/土地市場と「找価回贖」問題—宋代から清代の長期的動向/妻を売ってはいけないか？—明清時代の売妻・典妻慣行/清代中期の飢饉救済と贖地問題/礼教・契約・生存—明清民事裁判におけえる衡平原則）/3 史料に触れる・本を読む（貴州の山林契約文書と徽州の山林契約文書/書評 ソマー著『清朝中国における一妻多夫と売妻—生存戦略と司法的干渉』/書評 ランズマイヤー著『売られた人々—華北における人身売買業者と家庭生活』/東京大学東洋文化研究所契約文書研究会の三〇年）

出荷目安の詳細はこちら内容詳細一六世紀から一八世紀は、社会の大きな揺らぎのなか、世界各地で新たな秩序への模索と葛藤が繰り広げられた時代であった。著者はそうした視座から、明清史をフィールドに、東アジアの共時性としての「近世」を考察してきた。総説「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」をはじめ、時代区分、皇帝権力、統治理念、国家観、市場構造などの諸論点から中国史・アジア史を叙述。ひろくゆたかな眼で世界史の課題を提示する論文集。目次 : 第1部　東アジアのなかの中国「近世」（東アジア・東南アジア伝統社会の形成/ 皇帝と官僚・紳士—明から清へ/ 中国史における「近世」の概念/ 「近世化」と「東アジア化」）/ 第2部　伝統社会の形成—国家・市場・社会観（「中国」と「外夷」—明代から清中期における国家呼称の問題/ 徳治の構造—寛容の比較史を手がかりに/ 清初上海地方人士の国家観—『歴年記』を中心に/ 明末清初の市場構造—モデルと実態/ 米とシルクと歓楽街—一七‐一八世紀の蘇州）

出荷目安の詳細はこちら内容詳細中国とは何か。広大な領土のなかに多様な民族と地域を含みながら、なぜ一つの国としてまとまっているのか。西洋や日本とも異なるその特質は、いかにして形成されたのか—。中国を理解するには、それを歴史的視野のもとで捉えることが欠かせない。本書は、初期王朝から現代にいたる中国史の大きな流れをあざやかに一望する。とりわけ、東アジア諸国との関係に重点をおいて中国社会のダイナミックな変遷をたどる一方、そうした時代の変化を超えて持続する特徴にも目を配ることで、その歴史の全貌を平明かつ立体的に描き出す。中国社会をより深く理解するための決定版入門書！目次 : 「中国」とは何か/ 中国初期王朝の形成/ 春秋・戦国から秦の統一へ/ 漢帝国と周辺地域/ 分裂と融合の時代/ 隋唐帝国の形成/ 宋と北方諸民族/ 元から明へ/ 清朝の平和/ 清末の動乱と社会の変容/ 中国ナショナリズムの形成/ 五・四運動と中国社会/ 抗日戦争と中国革命/ 社会主義建設の時代/ 現代中国の直面する諸問題