「美術」形成史ノート ちくま学芸文庫　キー30ー2 北澤 憲昭 筑摩書房ゾウホカイテイ　キョウカイノビジュツシ キタザワ ノリアキ 発行年月：2023年09月11日 予約締切日：2023年08月02日 ページ数：576p サイズ：文庫 ISBN：9784480511980 北澤憲昭（キタザワノリアキ） 1951年生まれ。美術評論家、美術史家。女子美術大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　「美術」概念の形成とリアリズムの転位／1　国家と美術（「日本美術史」という枠組み／文展の創設／国家という天蓋ー「美術」の明治二〇年代／美術における「日本」、日本における「美術」ー国境とジャンル）／2　性と国家（裸体と美術ー違式詿違条例を軸に／美術における政治表現と性表現の限界）／3　美術の境界ージャンルの形成（「日本画」概念の形成に関する試論／「工芸」概念の成り立ち／「彫刻」ジャンルの形成）／4　制度から主体へ（工業・ナショナリズム・美術／印象と表現ー日本印象主義のアポリア）／終章　「分類の時代」の終わりに 現在の美術を作り出した「境界」が引かれ、社会に浸透していく過程を、制度史的視点から捉えた画期的論集。近代において「美術」概念や日本画をはじめとする諸ジャンルは、いかにして形づくられ、純化へと向かっていったか。衝突や動揺を引き起こしつつも、五感の秩序における視覚の優位、工業社会の到来、固有の造型芸術への意志、これら三つが推進力となって「美術」は成立した。だが、その境界は画定し切ったわけではない。裂け目を孕みながら、未完の運動体として今もわれわれの目の前にある。『眼の神殿』と対をなす本書は、新たな作品創造と歴史記述の可能性へと読者を導く。 本 文庫 人文・思想・社会

著者北澤憲昭(著)出版社筑摩書房発売日2023年09月ISBN9784480511980ページ数556Pキーワードきようかいのびじゆつしびじゆつけいせいしのーとちく キヨウカイノビジユツシビジユツケイセイシノートチク きたざわ のりあき キタザワ ノリアキ9784480511980内容紹介国家、制度、性、ジャンル、主体……。外在的な近代化から内在的なモダニズムへ。日本における「美術」概念の成立に迫った画期的論集。解説 中嶋泉===現在の美術を作り出した「境界」が引かれ、社会に浸透していく過程を、制度史的視点から捉えた画期的論集。近代において「美術」概念や日本画をはじめとする諸ジャンルは、いかにして形づくられ、純化へと向かっていったか。衝突や動揺を引き起こしつつも、五感の秩序における視覚の優位、工業社会の到来、固有の造型芸術への意志、これら三つが推進力となって「美術」は成立した。だが、その境界は画定し切ったわけではない。裂け目を孕みながら、未完の運動体として今もわれわれの目の前にある。『眼の神殿』と対をなす本書は、新たな作品創造と歴史記述の可能性へと読者を導く。===何が美術を規定したのか概念とジャンルの成立、そしてその先へ──『眼の神殿』と対をなす画期的論集===※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 「美術」概念の形成とリアリズムの転位/1 国家と美術（「日本美術史」という枠組み/文展の創設/国家という天蓋—「美術」の明治二〇年代/美術における「日本」、日本における「美術」—国境とジャンル）/2 性と国家（裸体と美術—違式?違条例を軸に/美術における政治表現と性表現の限界）/3 美術の境界—ジャンルの形成（「日本画」概念の形成に関する試論/「工芸」概念の成り立ち/「彫刻」ジャンルの形成）/4 制度から主体へ（工業・ナショナリズム・美術/印象と表現—日本印象主義のアポリア）/終章 「分類の時代」の終わりに

著者北澤憲昭(編) 古田亮(編)出版社勉誠社発売日2020年03月ISBN9784585270553キーワードにほんがのしよざいひがしあじあのしてんから ニホンガノシヨザイヒガシアジアノシテンカラ きたざわ のりあき ふるた り キタザワ ノリアキ フルタ リ9784585270553内容紹介西洋との邂逅により近代絵画としての「日本画」が誕生して100余年。近年のグローバリゼーションの展開、東アジアをめぐる情勢の変化は、「日本画」を現代へと続く未解決問題として浮かび上がらせることとなった。「日本画」はどこから来たのだろうか。今、どこを生きているだろうか。そして、これからどこへ行くのだろうか…“歴史”“領域”“表現”という3つの視点から、東アジアという場における「日本画」の形成・展開の諸相を歴史的・文化的に把捉し、「日本画」の概念を未来へとひらく画期的成果。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序論 東アジアのなかの日本画、日本画のなかの東アジア/1 歴史（近代の日本画 その展開と諸様式/『NIHONGA』とは何か？—作品制作と展示の具体的観点から/いま「日本画」のソフトは何か/「“描く”絵画から“塗る”絵画へ」再考/特 論 東アジア絵画への眼差し—近代「日本画」成立以前）/2 領域（「日本画」の主題と表現—アジアとの関係の中で/東アジアの近現代絵画—各国の現場レポートから/東京藝術大学日本画の一九八〇年代をめぐって—教員、カリキュラム、入試の変遷から/東北画は可能か？ Is Tohoku painting possible ？ 三瀬夏之介/特別寄稿 中国における「岩彩絵画」の現状）/3 表現（現代「日本画」と東アジア—東洋絵画へのまなざし/日本画考—創作と教育の現場から/特別寄稿 絵は、線であり、残骸であり、ゆるぎない。/特別寄稿 「日本画」ではなく「日本の絵画」の特質を考える）

東アジアの視点から 北澤憲昭 古田亮 勉誠社ニホンガ ノ ショザイ キタザワ,ノリアキ フルタ,リョウ 発行年月：2020年03月 予約締切日：2020年04月04日 ページ数：288p サイズ：単行本 ISBN：9784585270553 北澤憲昭（キタザワノリアキ） 1951年生まれ。女子美術大学名誉教授。表象文化論学会会員。専門は美術批評、美術史 古田亮（フルタリョウ） 1964年生まれ。東京藝術大学大学美術館准教授。専門は日本近代美術史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序論　東アジアのなかの日本画、日本画のなかの東アジア／1　歴史（近代の日本画　その展開と諸様式／『NIHONGA』とは何か？ー作品制作と展示の具体的観点から／いま「日本画」のソフトは何か／「“描く”絵画から“塗る”絵画へ」再考／特　論　東アジア絵画への眼差しー近代「日本画」成立以前）／2　領域（「日本画」の主題と表現ーアジアとの関係の中で／東アジアの近現代絵画ー各国の現場レポートから／東京藝術大学日本画の一九八〇年代をめぐってー教員、カリキュラム、入試の変遷から／東北画は可能か？　Is　Tohoku　painting　possible　？　三瀬夏之介／特別寄稿　中国における「岩彩絵画」の現状）／3　表現（現代「日本画」と東アジアー東洋絵画へのまなざし／日本画考ー創作と教育の現場から／特別寄稿　絵は、線であり、残骸であり、ゆるぎない。／特別寄稿　「日本画」ではなく「日本の絵画」の特質を考える） 西洋との邂逅により近代絵画としての「日本画」が誕生して100余年。近年のグローバリゼーションの展開、東アジアをめぐる情勢の変化は、「日本画」を現代へと続く未解決問題として浮かび上がらせることとなった。「日本画」はどこから来たのだろうか。今、どこを生きているだろうか。そして、これからどこへ行くのだろうか…“歴史”“領域”“表現”という3つの視点から、東アジアという場における「日本画」の形成・展開の諸相を歴史的・文化的に把捉し、「日本画」の概念を未来へとひらく画期的成果。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 日本美術 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他

著者北澤憲昭(監修) 美術手帖(編)出版社美術出版社発売日2013年04月ISBN9784568430790ページ数191Pキーワードきんだいびじゆつのめいさくひやくごじゆうびーていー キンダイビジユツノメイサクヒヤクゴジユウビーテイー きたざわ のりあき びじゆつ／ キタザワ ノリアキ ビジユツ／9784568430790内容紹介早わかり年表で近代美術の歴史を知る。名作150点を130ページのカード形式で見る。6つの評論から近代美術をさらに読み解く。知っておきたい作品の見どころを一挙紹介。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次五姓田義松/原田直次郎/黒田清輝/長沼守敬/浅井忠/青木繁/大下藤次郎/原撫松/新海竹太郎/竹内栖鳳〔ほか〕

「工芸」の成り立ちを焦点として ゆまに学芸選書ULULA 北沢憲昭 ゆまに書房ビジュツ ノ ポリティクス キタザワ,ノリアキ 発行年月：2013年07月25日 ページ数：198p サイズ：全集・双書 ISBN：9784843341704 北澤憲昭（キタザワノリアキ） 1951年、東京都生まれ。美術評論家、美術史家、女子美術大学教授。美学会、表象文化論学会、美術評論家連盟所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） プロローグ　美術の階層秩序／第1章　「美術」の形成と諸ジャンルの成り立ち（翻訳語「美術」の概念形成／「絵画」の中心化／「工芸」の不在と遍在　ほか）／第2章　美術とナショナリズム／ナショナリズムの美術ーあるいは「工」の解体（「工」概念の解体／テクノロジーとしての絵画／工部美術学校　ほか）／第3章　工芸とアヴァンギャルドー日本社会における造型のミーム（美術館の創設ー制度の実体化／東京府美術館建設とアヴァンギャルド／アヴァンギャルドの終熄と美術館の落成　ほか）／エピローグ　美術／ナショナリズムの彼方へ 美術におけるジャンル形成の秘密を解き明かす「工芸」概念形成史の決定版。 本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他

著者北澤憲昭(著)出版社筑摩書房発売日2020年12月ISBN9784480510235ページ数460Pキーワードめのしんでんびじゆつじゆようしのーとちくま メノシンデンビジユツジユヨウシノートチクマ きたざわ のりあき キタザワ ノリアキ9784480510235内容紹介高橋由一の「螺旋展画閣」構想とは何か——。制度論によって近代日本の「美術」を捉え直し、美術史研究を一変させた衝撃の書。解説 足立元・佐藤道信※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 状況から明治へ/第1章 「螺旋展画閣」構想（洋画史の舞台—高橋由一の画業＝事業/快楽の園の螺旋建築—「螺旋展画閣」構想/水と火の江戸—建設地について ほか）/第2章 「美術」の起源（文明開化の装置—博物館の起源/美術への胎動—博覧会の創始/「美術」の起源—翻訳語「美術」の誕生 ほか）/第3章 「美術」の制度化（建築＝制度への意志—明治一四年の由一（一）/天の絵画—明治一四年の由一（二）/“つくる”論理—『美術真説』のフェノロサ ほか）/終章 美術の終焉と再生—日本語「美術」の現実

著者北澤憲昭(著)出版社ゆまに書房発売日2013年07月ISBN9784843341704ページ数198Pキーワードびじゆつのぽりていくすこうげいのなりたちお ビジユツノポリテイクスコウゲイノナリタチオ きたざわ のりあき キタザワ ノリアキ9784843341704内容紹介美術におけるジャンル形成の秘密を解き明かす「工芸」概念形成史の決定版。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次プロローグ 美術の階層秩序/第1章 「美術」の形成と諸ジャンルの成り立ち（翻訳語「美術」の概念形成/「絵画」の中心化/「工芸」の不在と遍在 ほか）/第2章 美術とナショナリズム／ナショナリズムの美術—あるいは「工」の解体（「工」概念の解体/テクノロジーとしての絵画/工部美術学校 ほか）/第3章 工芸とアヴァンギャルド—日本社会における造型のミーム（美術館の創設—制度の実体化/東京府美術館建設とアヴァンギャルド/アヴァンギャルドの終熄と美術館の落成 ほか）/エピローグ 美術／ナショナリズムの彼方へ

■ISBN:9784568430790★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になります商品情報商品名近代美術の名作150　北澤憲昭/監修　美術手帖/編フリガナキンダイ　ビジユツ　ノ　メイサク　ヒヤクゴジユウ　ビ−テイ−　ブツクス　BT　BOOKS著者名北澤憲昭/監修　美術手帖/編出版年月201304出版社美術出版社大きさ191P　21cm

現在の美術を作り出した「境界」が引かれ、社会に浸透していく過程を、制度史的視点から捉えた画期的論集。近代において「美術」概念や日本画をはじめとする諸ジャンルは、いかにして形づくられ、純化へと向かっていったか。衝突や動揺を引き起こしつつも、五感の秩序における視覚の優位、工業社会の到来、固有の造型芸術への意志、これら三つが推進力となって「美術」は成立した。だが、その境界は画定し切ったわけではない。裂け目を孕みながら、未完の運動体として今もわれわれの目の前にある。『眼の神殿』と対をなす本書は、新たな作品創造と歴史記述の可能性へと読者を導く。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。