坂元一哉(さかもとかずや、1956年-)は、日本の政治学者。専門は国際政治学、外交史。
福岡県大牟田市出身。京都大学大学院法学研究科修士課程修了ののち、1982年から3年間オハイオ大学に留学し、帰国後は京都大学法学部助手、三重大学人文学部助教授、大阪大学法学部助教授などを経て、現在は大阪大学大学院法学研究科教授。
2000年に『日米同盟の絆――安保条約と相互性の模索』(有斐閣)で第22回サントリー学芸賞政治経済部門受賞。
2002年に、外務省改革の一環として、川口順子外務大臣の諮問で設置された「外交政策評価パネル」(北岡伸一座長)に参画して、副座長を務めた。
2005年~2006年にかけて、安倍晋三官房長官の下に設置された「海外経済協力に関する検討会」(原田明夫座長)の委員として、ODAの再検討にかかわった。
坂村 健(さかむら けん、1951年7月25日 - )は、日本の情報工学者。東京都出身。慶應義塾高等学校、慶應義塾大学工学部卒、同大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。
東京大学大学院情報学環教授。日本が世界に誇るコンピューターアーキテクチャ、TRON (コンピュータ) TRONの提唱者。2001年 、リーナス・トーバルズ、リチャード・ストールマンと共に武田賞受賞。
携帯電話などに使われる組み込み型OSにおいては、世界的権威である。アメリカ主義一辺倒の日本IT界の中で、孤軍奮闘、独創的なIT社会構築に邁進している。
ユビキタス社会(どこでもコンピューター)という概念を世界的に広めた人物である。技術面にとどまらず、社会構築、経済戦略的な発言も多い。
坂場三男(さかば みつお)は日本の外交官。
1973年に横浜市立大学文理学部卒業。同年外務省に入省し、その後フランスでの2年間の留学の後にフランス、ベルギー、インド、エジプトなどの各大使館での職務を歴任した。2006年7月に、8月1日付で鹿取克章報道官に替わり、中南米局長より外務省報道官への就任が発表された。
質問第三一九号, 鈴木宗男
日本の外交官 さかはみつお
坂中 英徳(さかなか ひでのり、1945年 - )は、元法務省東京入国管理局長。
慶応義塾大学大学院法学研究科卒。
1970年、法務省に入省。退職寸前の2005年2月、大手新聞に入国管理局への政治的圧力が日本の人身売買の温床になっていると告発した。彼によれば、興行ビザでの入国が事実上、外国人ホステスの調達手段となっており、こうした実態の背景には、政府が問題を放置したほか、業界や政治家の圧力で入管行政が弱腰になったことが原因という。
『入管戦記』講談社、2005年 ISBN 4062128527
『外国人に夢を与える社会を作る・縮小してゆく日本の外国人政策』日本僑報社、2004年 ISBN 4931490891
『日本の外国人政策の構想』日本加除出版、2001年 ISBN 481781229X